「auの故障紛失サポートって、入った方がいいのかな。それともいらない?」 機種変更のときに店員さんから勧められて、とりあえず加入したものの、本当に必要なのかモヤモヤしたまま毎月の料金だけ払っている人は少なくありません。
スマホは10万円前後することも多い高価なデバイスですし、なくなったり壊れたりすると、金銭的にも精神的にもダメージが大きいですよね。
一方で、「せっかく入ったのに一度も使わずに数万円払って終わった」という話を聞くと、入るべきかどうか悩んでしまいます。
そこでこの記事では、「故障紛失サポート au 必要か」と検索した人が気になっているポイントを、公式情報をもとにやさしく整理しました。
サービスの内容や料金はもちろん、入るべき人・いらない人のタイプ、他の保険との違い、解約の考え方までまとめて解説します。読み終わるころには、自分にとって本当に必要かどうか、かなりはっきり判断できるはずです。
auの故障紛失サポートとは?まずは内容と料金をサクッと整理
サービスの中身と対象になるトラブル(故障・破損・紛失など)
まず、「故障紛失サポート」が何をしてくれるサービスなのかを整理しておきましょう。
ざっくり言うと、auで買ったスマホが「壊れた・落とした・水没した・なくした・盗まれた」などのトラブルにあったときに、安い自己負担で同等品と交換してくれる有料オプションです。au公式の説明では、リフレッシュ品(中古をきれいに整備した端末)や同一機種・同一色の端末と交換してくれるとされています。
対象になるのは、おおまかに次のようなケースです。
・画面割れ、落下による破損
・水没や水濡れ
・突然電源が入らないなどの故障
・紛失、盗難
申し込みをすると、原則として最短で翌日に交換用のスマホを自宅などに届けてくれる仕組みです。
さらに一部エリアでは、有料でスタッフが自宅まで来て初期設定やデータ移行を手伝ってくれるサービスも用意されています。
一言でまとめると「スマホトラブルが起きたときに、時間とお金のダメージをかなり減らしてくれる保険的なオプション」というイメージを持っておくと分かりやすいです。
月額料金と自己負担金のざっくり目安
次に、多くの人が気になるお金の話です。
故障紛失サポートの料金は、機種やサービスの種類によって変わりますが、2024年時点のau公式情報では、5Gスマホ向けのコースだとおおよそ次のようなイメージです。
| 項目 | 内容(例) |
|---|---|
| 月額料(税込) | 約990円・1,190円・1,590円前後(機種ごとに決定) |
| 年間の利用回数 | 1年間に最大3回まで利用可能 |
| 自己負担金(1回目) | おおよそ5,500円〜11,000円程度 |
| 自己負担金(2〜3回目) | おおよそ8,800円〜16,500円程度 |
Android向けの「故障紛失サポート ワイド」などでも、似たように「月額料+1回あたり5,500〜1万数千円の自己負担」で交換してもらえる仕組みになっています。
ここで大事なのは、「月額料だけでなく、いざ使うときにも自己負担金がある」という点です。
つまり、 ・毎月の利用料 ・トラブルが起きたときの自己負担 この2つをトータルで考えて、入るかどうかを判断する必要があります。
加入できるタイミングと注意点(後から入れないケースなど)
故障紛失サポートでよくある勘違いが、「困ったときに入ればいいや」という考え方です。
ですが、au公式のルールでは、このサービスに入れるタイミングは基本的に「対応機種を購入したときだけ」です。
ポイントを整理すると次の通りです。
・新しいauスマホを購入するときにだけ申し込み可能
・いったん解約すると、次にスマホを買い替えるまで再加入できない
・月の途中で加入
・退会しても日割り計算になる
つまり、スマホを落として割ってから「今から入りたいです」は基本的にできないルールです。
また、機種変更や料金プラン変更をしたときには、前の端末に対する補償を継続するか解約するか選べるしくみになっています。
このように「後から入り直しにくい」サービスなので、加入するかどうかは、購入時にある程度しっかり考えておく必要があります。
故障紛失サポートは必要?いらない?タイプ別チェック
「入った方がいい人」の特徴チェックリスト
「必要かどうか」はライフスタイルによってかなり変わります。まずは、入っておくメリットが大きいタイプから整理してみましょう。
こんな人は、とくに加入を前向きに検討してもよいパターンです。
- 最新ハイエンド機種(10万円超クラス)を使っている
- スマホをよく落とす、物を壊しやすい自覚がある
- 通学・通勤で人混みや電車をよく利用する
- 外でスマホを触る時間が長く、カバンやポケットに雑に入れがち
- 子どもや高齢の家族が自分のスマホをよく触る
- 仕事でもスマホを使っていて、壊れるとかなり困る
また、「もしスマホが突然使えなくなったら、すぐに数万円の修理代や買い替え代をポンと出せない」という人も、保険として考えておく価値があります。
auの故障紛失サポートは、トラブルが起きたときに原則翌日に交換用の端末を届けてくれるので、スマホなしの期間を最小限にできるのも大きなメリットです。
「たぶんいらない人」のパターン
逆に「入らなくてもいいかも」というケースもあります。
次のような条件にいくつも当てはまるなら、コスパ的には不要な可能性が高めです。
- 端末価格が比較的安い(3〜5万円台のエントリーモデルなど)
- 過去数年、スマホを壊したりなくしたことがほぼない
- 自宅や職場で使うことが多く、外で雑に扱うことが少ない
- もし壊れても、中古端末や型落ち機種を安く買い直してもよいと考えている
- クレジットカードや火災保険の特約など、他の保険である程度カバーされている
また、AppleCare+やモバイル保険など、別の補償サービスにすでに入っていて、紛失や盗難までカバーされている場合は、内容がかぶることもあります。
iPhone向けの「故障紛失サポート with AppleCare Services」は、AppleCare+の内容にau独自の紛失・盗難補償などを組み合わせたものなので、すでに別ルートでAppleCare+に加入している人は内容をよく確認した方がよいでしょう。
迷ったときの考え方(“安心料”として割り切れるかどうか)
どうしても決めきれないときは、「安心料」として毎月いくらまでなら払えるかを基準に考えるのがおすすめです。
例えば、 ・故障紛失サポートの月額が990〜1,590円(税込)程度 ・スマホを2〜3年使うとすると、トータルで約2〜5万円前後
この金額を、「2〜3年のあいだ、スマホが壊れてもなくしても、かなり安く・早く復活させられる権利を買っている」と考えたときに、高いと感じるか、妥当と感じるかで判断すると、気持ちの整理がつきやすくなります。
また、「自分はきっと大丈夫」と思いがちな人ほど、一度だけでも「スマホをなくした」「画面を割った」経験があるか振り返ってみるとよいです。1回のトラブルで数万円飛ぶリスクを取るか、毎月1,000円前後の安心料を払うか、どちらが自分に合っているかをイメージしてみてください。
最終的には、数字だけでなく「壊れたときの精神的ダメージ」も含めて、納得できる方を選ぶのがいちばん後悔しにくい選び方です。
お金で比較!加入した場合と未加入での自腹負担
画面割れ・水没・紛失ごとの実際の費用イメージ
ここからは、もう少し具体的に「お金」の話に踏み込んでみます。
たとえば、iPhoneの画面割れをApple公式のサービスで修理する場合。
AppleCare+に入っていれば画面のみの損傷は3,700円(税込)といった自己負担で修理できますが、これはAppleCare+を前提とした金額です。AppleCare+なしで公式修理を利用すると、機種によっては数万円かかるケースもあります。
一方、auの故障紛失サポートを利用して交換用の端末を受け取る場合。
自己負担金はおおよそ5,500〜1万数千円の範囲です。画面割れや水没のような故障だけでなく、紛失や盗難でも同じ仕組みで交換してもらえるのが強みです。
ざっくりしたイメージは次の通りです。(金額はあくまで目安)
| トラブル内容 | 未加入の場合の目安 | 故障紛失サポート加入時の目安 |
|---|---|---|
| 画面割れ | 正規修理で1〜4万円前後 | 自己負担5,500〜1万数千円程度 |
| 水没 | 状態によっては本体買い替え(数万円〜10万円超) | 自己負担5,500〜1万数千円程度 |
| 紛失・盗難 | 本体を新品・中古で買い直し | 自己負担5,500〜1万数千円程度で交換 |
「絶対にこの金額になる」というわけではありませんが、イメージとしては「未加入だと数万円飛ぶケースがあるのに対して、加入していれば1万円前後で抑えられることが多い」という構図です。
2〜3年加入したときの総額と「元が取れるライン」
次に、「何回トラブルが起きたら元が取れるのか」という視点で考えてみます。
例として、月額1,190円(税込)のコースに3年間加入したと仮定します。
月額:1,190円 3年間(36ヶ月):1,190円 × 36ヶ月 = 42,840円 ここに、実際にトラブルが起きたときの自己負担(5,500〜1万数千円程度)がプラスされる
このケースだと、3年で合計5万円前後の支出になります。
では、未加入だった場合はどうでしょうか。
- 1回の画面割れ修理で2〜3万円
- 水没や紛失で本体買い替えになれば、10万円近いケースもあり得る
もし3年間で一度もトラブルがなければ、故障紛失サポートに払った分は丸々「安心料」になります。逆に、3年間のうちに1回でも深刻なトラブル(本体買い替えクラス)が起きれば、トータルで見て「入っていてよかった」と感じやすい金額です。
ざっくりした感覚でいうと、
- 3年間で「画面バキバキ」級以上のトラブルが1回でもありそう → 入る価値は高め
- 10年以上スマホを壊したことがないレベルで慎重 → 安い機種なら、入らない選択も十分あり
こんなラインを目安にしてみてください。
AppleCare+・街の修理店・他社スマホ保険とのざっくり比較
スマホの補償は、auの故障紛失サポートだけではありません。よく比較されるのが、
・AppleCare+(iPhone・iPad向け)
・街のスマホ修理店
・モバイル保険などの通信会社以外の保険
あたりです。
iPhoneの場合、「故障紛失サポート with AppleCare Services」は、AppleCare+相当の修理サービスと、紛失・盗難時の交換サービスなどを組み合わせた内容になっています。そのため、「auでiPhoneを買って、公式に近い形でトラブル全般をカバーしたい」人には相性がいい一体型プランと言えます。
一方、街の修理店は、画面割れやバッテリー交換だけなら、公式より安く済むことも多いです。ただし、 ・非公式修理はメーカー保証が切れる可能性がある ・水没や基板トラブル、紛失・盗難はカバーしきれない といった弱点もあります。
モバイル保険などは、月額700〜1,000円前後で複数台をまとめて補償できる商品もあり、家族で端末が多い家庭には向いているケースもあります。ただし、紛失・盗難は対象外のこともあるので、約款をよく読む必要があります。
まとめると、
- 紛失・盗難まで含めて広くカバーしたい → 故障紛失サポート系は有力候補
- 主に画面割れや故障だけが心配 → AppleCare+単体や街の修理店でも検討の余地あり
- 家族全体の端末をまとめて守りたい → モバイル保険系も選択肢
というように、自分の「心配の中心」がどこなのかをはっきりさせることが大事です。
すでに加入している人向けの見直し&解約ガイド
自分が故障紛失サポートに入っているか確認する方法(My auなど)
「気づいたら勧められるままに入っていた」という人も多いので、まずは現在の契約状況を確認してみましょう。
確認方法でいちばん手軽なのは、スマホやPCから「My au」にログインするやり方です。
おおまかな流れは次のようになります。
- My au(Web)にアクセスして、au IDとパスワードでログイン
- 契約内容・料金の確認ページを開く
- 「端末補償サービス」や「故障紛失サポート」といった項目を探す
- 「加入中」や金額が表示されていれば、今まさに料金を払っている状態
UQ mobileやpovo1.0経由で利用している人も、My auから同じように確認できる案内が用意されています。
まずは「入っているのか、いないのか」「いくら払っているのか」をはっきりさせることが、見直しの第一歩です。
解約してもよさそうなタイミングと注意点
すでに加入している人が「そろそろ解約してもいいかな」と考える場面もあると思います。 よくある判断材料は次のようなものです。
- 端末を購入してから2〜3年以上経っていて、そろそろ買い替えを考えている
- 端末の中古価格が下がっていて、いざとなれば安く買い直せる
- 最近はほとんど外でスマホを使わない生活になった
- 別の保険(クレジットカードやモバイル保険など)に乗り換えた
解約自体は、My auの「端末補償サービス」欄から対象サービスを選び、「変更」→「解約する」をタップして進める形になっています。
ただし、注意しておきたいポイントがいくつかあります。
- 解約すると、次の機種購入まで再加入できない
- 月途中で解約しても、日割りで料金がかかる
- 解約後にすぐトラブルが起きても、さかのぼって補償してもらうことはできない
特に、「あと1年くらいはこのスマホを使うつもりだけど、壊れたらそのとき考える」という人は、解約タイミングをよく考えた方が安心です。
一度解約したあとに「しまった…」とならないための考え方
解約後に後悔しやすいパターンは、「勢いで解約した直後にトラブルが起きる」ケースです。 これを防ぐために、解約前に次のようなことをチェックしておくと安心です。
・今のスマホを、あと何年くらい使うつもりか
・そのあいだに1回でも壊れたりなくしたりした場合、いくらまでなら自腹で出せるか
・その金額をすぐ用意できる貯金や余裕があるか
・自分の性格的に「壊れたときに自分を許せそうか」
もし「いざというときのための予備資金を2〜3万円用意できるし、壊れたら中古でいいや」と割り切れるなら、解約してもストレスは小さめです。
逆に、「少しの出費でも痛いし、スマホがない期間が本当に困る」という場合は、もう少し様子を見て続ける選択もありです。
また、機種変更や他社への乗り換えを予定している人は、そのタイミングで補償もいったん整理するのがおすすめです。auの案内でも、機種変更やau解約時に、故障紛失サポートを継続するか解約するかを選べるとされています。
「いつまで今のスマホを使うつもりか」「次のスマホをどう選ぶか」とセットで考えると、解約で失敗しにくくなります。
よくある疑問Q&Aで最後のモヤモヤを解消
機種変更・乗り換えをしたら故障紛失サポートはどうなる?
よくある疑問の一つが、「機種変更や乗り換えをしたとき、今の故障紛失サポートはどうなるのか」という点です。
au公式の案内によると、新しいau携帯電話を購入した場合、以前利用していた端末に対する故障紛失サポートを「継続するか解約するか」選べる仕組みになっています。 また、au契約を解約してUQ mobileやpovoに移るときも、故障紛失サポートを継続するか解約するかを選択できます。
ざっくりまとめると、
au → au へ機種変更
・新しい端末用に補償を申し込み
・以前の端末向け補償を継続するか、そこで解約するか選択
au → UQ mobile / povo へ移行
条件に応じて、故障紛失サポートを継続するか、その時点で解約するかを選べる
となります。
いずれにしても、機種変更や乗り換えをするときは、店頭やオンラインの手続き画面で「補償サービスをどうするか」の項目が出てくるので、その場でしっかり確認するのがおすすめです。
家族全員が入るべき?節約目線での考え方
家族でauを使っていると、「みんな故障紛失サポートに入った方がいいのかな」と迷うこともあると思います。
結論から言うと、「全員一律で入る」よりも、「リスクの高い人だけ重点的に入る」方が、トータルコストは抑えやすいです。
例えば、こんな分け方が考えられます。
| 家族のタイプ | 加入の優先度 |
|---|---|
| 高価なハイエンド端末を使っている人 | 高い(入る候補) |
| 外出が多く、仕事でもスマホ必須の人 | 高い(入る候補) |
| スマホをよく落とす子ども・学生 | 高い(入る候補) |
| 自宅中心で使うことが多い家族 | 中〜低 |
| 安価な端末で、壊れたら買い替えやすい人 | 低め |
家族の中でも、
・「壊すリスクが高い人」
・「壊れたら困る度合いが高い人」
に優先的に付けておき、他の人はモバイル保険や中古端末の活用でカバーする、というような組み合わせもありです。
また、家族全員分の補償を付けると、毎月の固定費がかなり大きくなりがちです。家計全体で見て、「毎月どれくらいまでなら安心料として払えるか」を話し合って決めると、ムダな出費を避けやすくなります。
クレカ付帯保険・火災保険・モバイル保険とのカブり問題
最近は、スマホのトラブルをカバーしてくれる保険がいろいろあります。
- クレジットカード付帯のショッピング保険
- 火災保険や家財保険の「携行品損害」特約
- モバイル保険などの専用保険
などです。
これらの中には、スマホの破損や盗難を補償してくれるものもありますが、
・水没や紛失が対象外 ・自己負担額(免責)が大きい
・保険金の申請が手間
・修理先が指定されている
といった条件が付いていることも多いです。
一方で、auの故障紛失サポートは、スマホに特化していて、交換用端末の手配からサポートまで含めてワンストップで対応してもらえるのが特徴です。
そのため、
・すでに入っているクレカ
・火災保険などの補償内容をチェック
・どこまでカバーされているかを把握
・それでも足りない部分を、故障紛失サポートなどで埋める
という順番で考えると、補償のダブりを減らしつつ、必要なところだけしっかり守ることができます。
au故障紛失サポートは必要か?まとめ
ここまで、「au故障紛失サポートは必要か?」というテーマで、内容・料金・コスパ・向いている人、そして解約や他の保険との関係まで一気に見てきました。
ポイントを整理すると、
- 故障紛失サポートは、故障・破損・水没・紛失・盗難など、スマホの代表的なトラブルを広くカバーしてくれる有料オプション
- 月額はおおよそ990〜1,590円(税込)で、利用時は5,500〜1万数千円程度の自己負担で交換できる仕組み
- 加入は「端末購入時のみ」で、途中解約すると次の購入まで再加入できない
- 高価な端末を使う人、スマホをよく落とす人、仕事でスマホ必須な人にはメリットが大きい
- 端末が安価だったり、他の保険で十分カバーされている場合は、入らない選択もあり
- 家族全員に一律で付けるのではなく、リスクの高い人を中心にメリハリをつけると家計的にも効率的
- 解約するときは、「今後何年使う予定か」「壊れたときに自腹でいくらまで出せるか」を基準に判断すると後悔しにくい
最終的に大事なのは、「数字だけで選ぶ」のではなく、自分や家族の使い方・性格・お金の余裕も含めてトータルで考えることです。
この記事を読みながら、「自分はどのタイプかな?」「どんなリスクがいちばん怖いかな?」とイメージしてもらえれば、故障紛失サポートに入るべきかどうか、自分なりの答えが見えてくるはずです。
