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昭和の流行食べ物ランキング決定版: ナポリタンからクリームソーダまで徹底解説

昭和の流行食べ物ランキング決定版 ナポリタンからクリームソーダまで徹底解説

「昭和の流行食べ物」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか。

ナポリタン、クリームソーダ、プリンアラモード、揚げパン、インスタントラーメン。どれも一度は口にしたことがあるメニューばかりだと思います。

最近は、純喫茶ブームやレトロカフェの人気もあり、昭和のグルメが改めて注目されています。検索結果を見ても、「昭和を感じる食べ物ランキング」や「純喫茶で食べたいメニュー」といった特集が多く、昭和フードを知りたい、味わいたいというニーズが高まっていることが分かります。

この記事では、「昭和 流行 食べ物」というキーワードから、昭和の食文化の背景、定番ごはんや喫茶店メニュー、レトロスイーツ、インスタント食品やお菓子の歴史、そして令和の今どう楽しむかまで、まるごと解説しました。

読み終わる頃には、きっと何か一つは「今すぐ食べたい昭和メニュー」が頭に浮かんでいるはずです。懐かしさを味わいたい人も、昭和を知らない世代も、一緒にタイムスリップ気分で楽しんでみてください。

目次

昭和の食文化といま再ブームになっている理由

そもそも「昭和の食べ物」ってどんなイメージ?

「昭和の食べ物」と聞くと、多くの人がまず思い浮かべるのが、ナポリタンやオムライス、ホットケーキ、クリームソーダのような、どこか懐かしい洋食や喫茶店メニューではないでしょうか。実際、昭和を感じる食べ物のアンケートでも、ナポリタンやプリンアラモード、ホットケーキといったメニューが上位に入っています。

特徴としては、今のレストランのような“本格イタリアン”や“ビストロ”というより、「日本人の口に合うようにアレンジされた洋食」であることが多い点です。ケチャップたっぷりのナポリタン、ふわとろというよりしっかり焼かれたオムライス、厚めのホットケーキなど、味も見た目も分かりやすく、親しみやすいのが魅力です。

また、給食の揚げパンやソフトめん、赤ウインナーのように、「子どもの頃の思い出」と強く結びついている料理も多く、味そのもの以上に、当時の学校や家庭の記憶をセットで思い出させてくれます。こうした要素が合わさることで、「昭和の食べ物」という言葉だけで、匂いや音まで思い出せるような、濃いノスタルジーが生まれているのです。

高度経済成長とともに変わった食卓の風景

昭和の食卓は、戦後すぐと高度経済成長期とで大きく姿を変えました。戦後直後はお米も十分ではなく、いも類や粉もの中心の質素な食事が多かったのに対し、高度経済成長期に入ると、肉や乳製品、小麦粉などがぐっと身近になります。

家庭に冷蔵庫やガスコンロが普及し、スーパーマーケットでさまざまな食材が買えるようになったことで、ハンバーグやカレーライス、シチューといった「ごちそうメニュー」が一般家庭の食卓に並ぶようになりました。

また、この頃からインスタントラーメンやレトルトカレーなど、簡単に作れて保存も利く食品が普及し、忙しい共働き家庭や核家族の生活を支える存在になります。1958年にチキンラーメンが発売され、世界初のインスタントラーメンとして大ヒットし、その後のカップヌードルへとつながっていきます。

こうした新しい食品は、単に便利なだけでなく、「新しい時代が来た」というワクワク感も食卓にもたらしました。昭和の食べ物には、便利さと特別感が同居していたからこそ、今でも強い印象が残っているのです。

テレビとデパートが生んだ“ハイカラ”グルメ

昭和の食文化を語るうえで欠かせないのが、テレビとデパートの存在です。テレビ番組で海外の料理や「ハイカラ」な食べ物が紹介されると、それをまねしたメニューが街の喫茶店やレストラン、家庭の食卓に広がっていきました。ナポリタンやプリンアラモード、ビフテキ(ステーキ)などは、当時としてはかなり洋風でおしゃれなイメージのある料理でしたが、徐々に“特別な日に食べるごちそう”から、“街で見かける少し背伸びしたメニュー”へと広がっていきます。

デパートの大食堂も重要な舞台でした。大きな銀色のプレートに盛られたお子さまランチ、レモンスライスが浮かんだアイスティー、アイスクリームがのったクリームソーダなど、非日常感のあるメニューが家族連れをワクワクさせました。今ほど外食の種類が多くなかったからこそ、デパートや喫茶店で食べる洋食は特別な体験であり、「あの時食べたナポリタン」「誕生日に飲んだクリームソーダ」といった記憶が、強く刻み込まれています。その記憶が、令和になった今も、昭和の流行グルメを語るときの原点になっていると言えるでしょう。

SNSで若者に刺さる「昭和レトロ」ブームの正体

ここ数年で、「昭和レトロ」をテーマにしたカフェや喫茶店特集が雑誌やウェブで増え、SNSでもクリームソーダやプリンアラモード、ナポリタンなどの写真がたくさん投稿されています。純喫茶で食べたいメニューのランキングでも、ナポリタン、クリームソーダ、プリンアラモード、ホットケーキなど、昭和らしいメニューが上位に入っています。

若い世代にとっては、昭和のメニューは「昔ながら」よりむしろ「新鮮でかわいい」存在です。今風のカフェスイーツに比べると、昭和のメニューは色使いが単純で分かりやすく、ガラスの器や銀の器など、ちょっと特別感のある器が多いのもポイントです。写真に撮ると、どこかフィルムカメラのような雰囲気が出て、タイムスリップしたような気分になります。

また、「おじいちゃんおばあちゃん世代が好きだったもの」というストーリー性もあり、単なる食べ物を超えて、時代背景ごと楽しめるのも人気の理由です。SNSがきっかけで昭和メニューを知り、実際に純喫茶を巡る若い人も増えていて、昭和の食文化が再発見される流れが生まれています。

令和の私たちが昭和フードに惹かれる心理

令和の今、なぜわざわざ「昭和の流行食べ物」を探してまで食べたくなるのでしょうか。一つは、分かりやすくて安心できる味というポイントがあります。ナポリタンのケチャップ味、ホットケーキのバターとシロップ、クリームソーダの甘いメロンソーダとアイスの組み合わせは、複雑なスパイスや斬新な組み合わせではなく、誰でも想像しやすい味です。その安心感が、忙しい現代人の心をほっとさせてくれます。

もう一つは、「時間がゆっくり流れていた時代」への憧れです。純喫茶で本を読みながらナポリタンを食べたり、家族でデパートに出かけてホットケーキを分け合ったり、そんなイメージが昭和の食べ物には重なっています。そこには、スマホもない時代のコミュニケーションの温かさや、家族や友人と過ごすささやかな幸せが象徴されているように感じられます。

だからこそ、昭和フードは「味そのもの」だけでなく、「ああいう時間をもう一度味わいたい」という願望も一緒に運んでいるのです。

ランキング常連!昭和を感じる定番ごはん&洋食

ナポリタンとオムライス 昭和洋食の二大スター

昭和の流行食べ物の代表と言えば、やはりナポリタンとオムライスです。アンケート形式のランキングでも、ナポリタンは「昭和を感じる食べ物」や「純喫茶で食べたいメニュー」で上位常連になっています。

ナポリタンは、イタリア料理のナポリ風パスタとは違い、日本で生まれた独自の洋食メニューです。ケチャップで炒めた太めのスパゲッティに、ピーマン、玉ねぎ、ソーセージなどが入り、少し甘めで濃い味が特徴です。喫茶店の鉄板にのってジュージューと音を立てるスタイルも人気でした。

一方のオムライスも、日本人が考えた洋食で、ご飯と卵を組み合わせた「親しみやすい贅沢メニュー」です。チキンライスを薄焼き卵で包むクラシックなスタイルから、ふわふわ卵をのせるスタイルまでありますが、昭和的なイメージは、やはりきれいな半月型で、ケチャップがたっぷりかかったタイプでしょう。

この二つのメニューは、「特別な外食」としての顔と、「家庭でも作れる洋食」としての顔の両方を持っていたため、世代を問わず愛される存在になりました。今でもファミリーレストランや喫茶店で定番として残っているのは、それだけ「また食べたくなる味」として定着している証拠と言えます。

カレーライス&ハンバーグ 家族みんなのごちそうメニュー

カレーライスとハンバーグも、昭和の食卓のアイドル的存在です。どちらも明治から大正にかけて日本に入ってきた洋食がベースですが、昭和の高度経済成長期を通じて、一気に一般家庭に広まりました。

子ども向けのレトルトカレーやインスタントルウが出てきたことで、家庭で気軽にカレーが作れるようになり、「日曜日のカレー」や「給料日のハンバーグ」といった、家族のイベントと結びついたメニューとして定着していきます。

ハンバーグは、「ステーキは高いけれど、ハンバーグなら少し手が届く」という感覚もあり、昭和にとっては“身近なごちそう”でした。鉄板にのったハンバーグがジュウジュウと音を立てながら運ばれてくるファミレスの風景は、今でも多くの人の記憶に残っています。

カレーライスも、家庭ごとに味が違い、「うちは甘口」「うちはスパイス多め」といった違いが会話のネタになりました。昭和フードを振り返るとき、ナポリタンやオムライスが「喫茶店のスター」だとしたら、カレーライスとハンバーグは「家庭のヒーロー」といった立ち位置で、どちらも欠かせない存在なのです。

すき焼き・シチュー・コロッケ: ハレの日を彩った料理たち

昭和の家庭で「今日は特別な日だ」と感じるメニューの代表が、すき焼きやシチュー、そしてコロッケでした。すき焼きは明治期から続く人気料理ですが、肉がまだ高価だった時代、家で牛肉をたっぷり使ったすき焼きを食べられるのは、給料日やお正月など限られた日だけでした。だからこそ、家族みんなで鍋を囲む時間は、食事以上の意味を持っていたのです。

シチューも同じく、バターや牛乳を使うことで、当時としては少しリッチな料理でした。洋食店で食べたホワイトシチューやビーフシチューに憧れ、家庭でもルウを使って再現する文化が広がります。

コロッケは、庶民的でありながら、揚げたての香りとサクサクの衣が幸福感をくれる料理です。肉屋の店先で売られていたコロッケは、帰り道にかじりながら歩く“ちょっとした贅沢”でもありました。

これらの料理には、「みんなで囲む」「できたてを分け合う」という要素が共通していて、昭和の家庭や商店街の温かい雰囲気を象徴しています。現代のように外食チェーンが多くない時代だったからこそ、家で食べるすき焼きやシチュー、コロッケは、今以上に特別なごちそうだったと言えるでしょう。

ラーメン・たこ焼き・焼きそば: 庶民派B級グルメの黄金期

昭和は、ラーメンやたこ焼き、焼きそばといったB級グルメが一気に広まった時代でもあります。戦後の屋台文化から始まり、街角のラーメン屋やお好み焼き屋、たこ焼き屋が人々の胃袋を満たしました。

中華そばをルーツに持つラーメンは、地域ごとに醤油、味噌、とんこつなどの個性が生まれ、昭和のうちから「ご当地ラーメン」の芽が育っていきます。

たこ焼きや焼きそばは、お祭りや縁日でもおなじみの存在で、ソースの香りや鉄板の音とセットで記憶に残っている人も多いはずです。

家庭用のホットプレートやたこ焼き器が普及したことで、「家でたこ焼きパーティー」を楽しむ文化も広まりました。こうしたB級グルメは、値段が手ごろでお腹いっぱいになれるだけでなく、「みんなで囲んでワイワイ食べる」楽しさも大きな魅力です。

令和の今も、屋台グルメや粉ものは根強い人気がありますが、その原型は昭和の商店街や屋台文化の中で形づくられていきました。

純喫茶と甘いものに見る昭和レトロスイーツの世界

クリームソーダ&プリン・ア・ラ・モードの喫茶店文化

昭和レトロなスイーツの象徴と言えば、やはりクリームソーダとプリンアラモードでしょう。グリーンのメロンソーダの上にバニラアイスとさくらんぼがちょこんと乗ったクリームソーダは、見た瞬間に気分が上がる一品です。クリームソーダのルーツ自体は明治時代にまでさかのぼりますが、純喫茶文化が広がった昭和に「特別な飲み物」として定着しました。

プリンアラモードは、横浜のホテルニューグランドで考案されたとされる、華やかなデザートプレートです。カスタードプリンを中心に、生クリームやフルーツ、アイスを盛りつけたスタイルで、見た目の豪華さから一気に人気になりました。昭和の喫茶店では、こうしたスイーツを目当てに通う若者や子どもたちがたくさんいました。

飲み物一杯で長居できる喫茶店は、友達とのおしゃべりや読書にぴったりの場所であり、そこでクリームソーダを飲むことは、ちょっとした憧れの体験でもあったのです。今も純喫茶で同じスタイルのクリームソーダやプリンアラモードを出している店があり、昭和の空気をそのまま味わうことができます。

ホットケーキ・ミルクセーキ・パフェ 甘党の定番セット

ホットケーキは、昭和の家庭と喫茶店の両方で愛された甘いメニューです。ふわふわというより、どっしりとした厚みのあるホットケーキに、バターとシロップをたっぷりかけて食べるスタイルは、今でも根強い人気があります。昭和を感じる食べ物ランキングでも、ホットケーキは上位に入っており、多くの人の「子どもの頃のおやつ」の記憶と結びついています。

ミルクセーキは、牛乳と卵、砂糖などを混ぜ合わせて作る飲み物で、昭和の喫茶店では定番メニューでした。アイスクリームのようでいて、どこか素朴な味わいがあり、冷たくて甘いごほうびドリンクとして人気でした。

パフェは、グラスの中にアイス、フルーツ、シリアル、生クリームなどを重ねた、見た目も楽しいデザートです。純喫茶のメニューランキングでも、パフェは上位にランクインしていて、コーヒーと一緒に楽しむ人が多かったことが分かります。これらの甘いメニューは、昭和の若者にとって「ちょっと背伸びした甘い贅沢」であり、今もなお甘党の心をしっかりつかんでいる存在なのです。

あんみつ・レモンケーキなど和洋折衷スイーツの魅力

昭和のスイーツ文化の面白いところは、洋菓子と和菓子が混ざり合っていた点です。あんみつやみつ豆などの和風デザートは、喫茶店や甘味処で根強い人気があり、バニラアイスを添えたりフルーツを増やしたりすることで、少し洋風にアレンジされることもありました。

一方で、レモンケーキのように、レモンの形をしたスポンジケーキにレモン風味のチョコをかけた焼き菓子も、昭和の定番おやつとして知られています。レモンケーキは、レトロなパッケージデザインと、どこか懐かしい優しい味が魅力で、近年また人気が復活しています。

このような和洋折衷スイーツは、日本人の「いいとこ取り」精神の表れでもあります。あんこの甘さとアイスの冷たさ、スポンジケーキとレモンチョコの組み合わせなど、一見不思議に思える組み合わせも、実際に食べてみるとクセになるバランスです。

昭和の洋菓子店や喫茶店では、こうしたオリジナルのお菓子が各店ごとに工夫されていて、「あの店のあのケーキが好き」というファンを生み出していました。令和の今、そうしたレトロスイーツを探し歩くのも、昭和グルメの楽しみ方の一つと言えるでしょう。

揚げパン・きなこパンなど学校給食の「忘れられない味」

昭和の食の思い出で外せないのが、学校給食です。特に揚げパンは、昭和世代にとって「当たりの日」の象徴でした。パンを油で揚げて砂糖をまぶしたシンプルなおやつですが、揚げたての香りとふわふわの食感がたまらず、おかわりの争奪戦が起きた学校も多かったと言われています。

昭和を感じる食べ物ランキングでも、揚げパンは上位にランクインしており、その人気の高さがうかがえます。

きなこパンやコッペパン、ソフトめんなども、給食ならではのメニューとして記憶に残っています。特にソフトめんは、袋に入った太めの麺をミートソースなどにからめて食べるスタイルで、昭和の給食を象徴する存在の一つです。

給食は、単にお腹を満たすだけでなく、友達と一緒にワイワイ食べる楽しい時間でもありました。そのため、揚げパンのようなメニューは、「味+友達との思い出」がセットになった特別な存在になっているのです。今でも給食系のイベントや専門店で揚げパンを提供するところがあり、昭和の給食文化が形を変えながら受け継がれています。

昭和スイーツが「エモいスイーツ」として再評価されているのか

令和の若い世代にとって、昭和スイーツは「古い」ではなく「エモい」存在として映っています。ガラスの器に盛られたプリンアラモードや、背の高いパフェグラス、レトロなクリームソーダのグラスなどは、写真に撮ったときに独特の世界観を作ってくれます。

純喫茶で食べたいメニューのランキングを見ても、クリームソーダやプリンアラモード、ホットケーキ、パフェなど、フォトジェニックなメニューが上位に並んでいます。

また、昭和スイーツは味の構成がシンプルで、「何が入っているか分からない」ような複雑さがありません。プリンなら卵と牛乳と砂糖、ホットケーキなら小麦粉と卵とミルクといったように、材料がイメージしやすく、どこか手作り感があります。

この「分かりやすさ」と「手作り感」が、忙しい現代の生活の中で安心感を与えてくれるのです。さらに、昭和スイーツをきっかけに家族との会話が生まれるのも人気の理由です。「お母さんの子どもの頃のごほうびは何だった」「おじいちゃんはどんな喫茶店に行っていた」など、世代を超えたストーリーが生まれます。

そうした背景も含めて、昭和スイーツは単なるデザートを超えた“エモい体験”として再評価されているのです。

インスタント食品とお菓子で振り返る昭和の流行フード

カップヌードル&チキンラーメンがもたらした食の革命

昭和の食を語るうえで、インスタントラーメンの存在は外せません。1958年に世界初のインスタントラーメンとしてチキンラーメンが発売され、その後1971年にはカップヌードルが登場します。

お湯をかけるだけでラーメンが食べられるという仕組みは、当時としては本当に画期的でした。忙しいサラリーマンや学生、一人暮らしの若者にとって、インスタントラーメンは心強い味方であり、「夜食といえばインスタントラーメン」というイメージが定着していきます。

カップヌードルは、器も一体になっているため、どこでも手軽に食べられる点がさらに便利でした。発売当初は「カップに入ったラーメン」という新しさから話題になり、その後、味のバリエーションも増えていきます。

インスタントラーメンは、単に便利な食品というだけでなく、昭和の「忙しいけれどがんばる日常」を支えた存在でもありました。今も続くインスタント麺の文化は、この時代に生まれた発明の上に成り立っているのです。

かっぱえびせん・ポテトチップスなどスナック菓子の誕生秘話

昭和はスナック菓子が一気に広まった時代でもあります。代表的な存在が、カルビーのかっぱえびせんとポテトチップスです。かっぱえびせんは1964年に発売され、その後長く愛されるロングセラー商品になりました。

「やめられない、とまらない」というキャッチフレーズで知られ、エビの香ばしさとカリッとした食感がクセになるお菓子です。

ポテトチップスは、1970年代に本格的に発売が始まり、日本人にとって身近なスナック菓子になっていきます。特に「うすしお味」や「コンソメ味」などの定番フレーバーは、今もコンビニやスーパーで当たり前のように並んでいます。

こうしたスナック菓子は、テレビを見ながら家族でつまんだり、友達同士で分け合ったりと、日常のささやかな楽しみを彩ってきました。昭和のスナック菓子は、単なるおやつ以上に、「団らんの時間」「テレビ文化」と一緒に記憶されているのが特徴です。

オロナミンC・バヤリースオレンジなど昭和ドリンク図鑑

昭和の飲み物といえば、オロナミンCやバヤリースオレンジ、ラムネなどの瓶入りドリンクを思い浮かべる人も多いでしょう。小さい瓶に入った炭酸飲料は、「特別な時に飲むごほうび」のような存在でした。

オロナミンCは、元気が出そうなイメージのある栄養ドリンクとして人気を集め、バヤリースオレンジはフルーティーで飲みやすいジュースとして親しまれました。駄菓子屋や自動販売機でラムネを買い、ビー玉入りの瓶を開けるワクワク感も、昭和ならではの体験です。

また、喫茶店の定番ドリンクであるメロンソーダやコーヒーフロートも、昭和の飲み物文化を語るうえで欠かせません。特にメロンソーダは、クリームソーダのベースとしても活躍し、その鮮やかな緑色が「レトロでかわいい」と再評価されています。

昭和ドリンクは、見た目や瓶の形、ラベルデザインも含めて記憶されていて、今でも復刻ボトルなどが出ると話題になるほど根強い人気があります。

コーンフレークやレトルト食品が変えた朝ごはんと忙しい家庭

昭和の暮らしの変化を感じさせるのが、コーンフレークやレトルト食品の普及です。コーンフレークは、牛乳をかけるだけで食べられる手軽な朝食として広まりました。トーストとコーンフレーク、インスタントコーヒーといった組み合わせは、「洋風の朝ごはん」としてちょっとオシャレなイメージもありました。

レトルトカレーやレトルトシチューは、温めるだけで一品になる頼もしい存在で、働くお母さんや共働き家庭の強い味方になりました。これにより、「忙しい日でもしっかりご飯を食べられる」環境が整い、家庭の食生活に余裕が生まれます。

また、非常食としても活用されるようになり、保存食として家に常備する習慣も定着していきました。昭和のレトルト食品は、今ほど種類は多くありませんでしたが、「温めるだけで本格的な味が楽しめる」という驚きを通して、人々の生活スタイルを静かに変えていったのです。

懐かしいけど気になる…昭和フードをヘルシーに楽しむコツ

昭和の流行食べ物は、ナポリタンや揚げパン、スナック菓子など、カロリー高めのものも少なくありません。懐かしい味を楽しみたいけれど、健康も気になるという人も多いはずです。そんな時は、食べ方や量を少し工夫するのがおすすめです。

例えばナポリタンなら、麺の量を控えめにして野菜を多めに入れたり、ソーセージの代わりに鶏むね肉を使ったりすることで、少しヘルシー寄りに楽しむことができます。揚げパン風の味を楽しみたいなら、トーストにきなこやシナモンシュガーをまぶすだけでも雰囲気が出ます。

スナック菓子やインスタントラーメンは、「毎日食べる」のではなく、「月に何回かのごほうび」として位置づけると、無理なく楽しめます。ラーメンを食べる時は、野菜やゆで卵をトッピングしたり、スープを全部飲み干さないようにしたりするだけでも、だいぶ違ってきます。

昭和フードは、食べ方次第で今の生活にも無理なく取り入れられます。懐かしい味を罪悪感なく楽しめるよう、自分なりのバランスを探してみてください。

昭和の流行食べ物を令和に楽しむためのアイデア集

家で簡単再現!ナポリタンやプリン・ア・ラ・モードのポイント

昭和の流行食べ物は、実は家でも意外と簡単に再現できます。ナポリタンを作るコツは、ケチャップをしっかり炒めて酸味を飛ばし、甘みとコクを出すことです。具材は、ピーマン、玉ねぎ、ウインナーという定番の組み合わせがおすすめです。

パスタは少し太めのものを使い、あえて柔らかめにゆでると、昭和らしいもっちりした食感になります。仕上げに粉チーズをたっぷりかければ、純喫茶の味にかなり近づきます。

プリンアラモードは、難しそうに見えますが、実は市販のプリンとアイス、カットフルーツを使えば手軽に作れます。横長の器やガラスの皿にプリンを置き、その周りにアイスや生クリーム、缶詰のみかんやさくらんぼを盛りつけるだけで、ぐっと昭和感が出ます。

大事なのは「きれいにまとめる」より、「少し盛りすぎなくらい華やかに盛る」ことです。家で昭和ごっこをするつもりで、思い切ってレトロな盛りつけを楽しんでみてください。

スーパー&コンビニで見つかる「昭和っぽい」商品リスト

忙しい人は、スーパーやコンビニで手に入る商品を活用するのも手です。例えば、かっぱえびせんやポテトチップスは、今でも定番商品として売られており、一袋開けるだけで一気に昭和気分を味わえます。

また、瓶入りのラムネや復刻デザインのジュース、プリンやカスタード系のデザートなども、昭和っぽさを感じやすいアイテムです。

パンコーナーでは、コッペパンやクリームパン、レモンケーキ風の焼き菓子を見つけてみましょう。お惣菜コーナーには、昔ながらのコロッケやメンチカツが並んでいることも多く、それに白いご飯と味噌汁を添えれば、あっという間に昭和風定食の完成です。

特別な材料を揃えなくても、「昭和らしい商品」を意識して選ぶだけで、日常のご飯やおやつがちょっとしたタイムトリップになります。買い物のついでに、「今日はどの昭和フードを試そうかな」と探してみるのも楽しい時間になります。

純喫茶・レトロカフェの探し方と楽しみ方

本格的に昭和の雰囲気を味わいたいなら、純喫茶やレトロカフェ巡りがおすすめです。最近は、古くから続く純喫茶に加えて、昭和レトロをテーマにした新しいカフェも増えています。

クリームソーダやプリンアラモード、ナポリタン、ホットケーキなどを看板メニューにしている店も多く、メニュー表を見ているだけでわくわくしてきます。

探し方としては、「純喫茶」「昭和レトロ」「クリームソーダ」などのキーワードで検索したり、グルメサイトの特集をチェックしたりする方法があります。実際に訪れるときは、時間に余裕を持って行き、店内の雰囲気やインテリアもじっくり味わうのがおすすめです。

木のテーブルやレトロな照明、年季の入ったメニュー表など、細かいところに昭和らしさが宿っています。店によっては写真撮影にルールがある場合もあるので、最初に確認しつつ、マナーを守って楽しみましょう。

昭和フードは、味だけでなく、「どんな空間で食べるか」もセットで楽しむと、満足感がぐっと高まります。

世代を超えて盛り上がる「思い出ごはん」会の開き方

昭和の流行食べ物をより深く楽しむなら、家族や友人と「思い出ごはん」会を開いてみるのも面白いアイデアです。例えば、テーブルにナポリタンやオムライス、コロッケ、プリンアラモード、クリームソーダなどを並べ、それぞれが「これを食べるとどんな思い出がよみがえるか」を話しながら食べる会です。

昭和世代の人は、給食の話や商店街の話、デパートの大食堂の思い出など、当時ならではのエピソードをたくさん持っています。一方、若い世代は「SNSで見て気になっていた」「ドラマで見たメニューを初めて食べる」といった新鮮な感想を話してくれるでしょう。

料理を一から作るのが大変な場合は、スーパーや惣菜店を活用してもかまいません。大事なのは「完璧な再現」よりも、「昭和フードをネタに一緒に盛り上がること」です。

写真を撮ってアルバムにしたり、好きだった駄菓子も一緒に並べたりすると、さらに楽しい時間になります。世代が違っても、食べ物をきっかけに会話が弾むのは、昭和フードが持つ大きな魅力の一つと言えるでしょう。

SNSで映える!昭和レトロフードの撮り方・発信のコツ

最後に、昭和の流行食べ物をSNSでシェアする時のコツも紹介します。昭和レトロフードは、それ自体がかなりフォトジェニックなので、少し工夫するだけで雰囲気のある写真になります。

例えばクリームソーダの場合、グラスの後ろから自然光を当てると、メロンソーダの緑が透けてとてもきれいに写ります。プリンアラモードやパフェは、横から撮って層の重なりを見せると、「これぞ昭和デザート」という雰囲気が出ます。

食器選びも大事なポイントです。家で撮るときは、ガラスの器やレトロな柄のお皿、銀色のトレーなどを使うと、一気に昭和感が高まります。写真のトーンを少し落としたり、フィルム風のフィルターをかけたりするのもおすすめです。

投稿文では、単に「おいしかった」だけでなく、「これは昔の給食を思い出す味」「親に連れてきてもらった喫茶店を思い出した」など、自分なりのストーリーを添えると、見る人の共感を呼びやすくなります。

昭和の流行食べ物は、味だけでなく、見た目と物語の両方を楽しめるコンテンツです。うまく写真と言葉にのせて発信すれば、同じように昭和フードが好きな人とつながるきっかけにもなります。

昭和の流行の食べ物まとめ

昭和の流行食べ物は、単なる懐かしさだけではなく、日本の食文化が大きく変化した時代の象徴でもあります。ナポリタンやクリームソーダのような喫茶店グルメ、ラーメンやたこ焼きなどのB級グルメ、インスタント食品やスナック菓子の誕生など、多様な食べ物が人々の生活と密接に結びつき、今も愛され続けています。

さらに、昭和フードは味だけでなく、当時の家族の風景や友達との時間、商店街や喫茶店の空気など、さまざまな思い出とセットになっている点が魅力です。令和の今、レトロブームやSNSを通じて若い世代にも再発見されており、「昭和の食べ物」は世代を超えて楽しめる文化になっています。

この記事を通じて、あなたも「あの頃の味」をもう一度楽しんでみたくなったのではないでしょうか。家で作るもよし、純喫茶に足を運ぶもよし、スーパーで懐かしい商品を探すもよし。昭和フードは、少しの工夫で今の生活にも自然に取り入れられます。

ぜひ、あなたの中にある「昭和の思い出」も振り返りながら、好きなメニューを楽しんでみてください。

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