MENU

いらない柔軟剤の使い道まとめ 捨てる前に試したい掃除・静電気対策と処分方法

いらない柔軟剤の使い道まとめ 捨てる前に試したい掃除・静電気対策と処分方法

洗面所の棚に、なぜか増えていく柔軟剤。香りが好みじゃなかったり、タオルが水を吸いにくくなったりすると、「もう柔軟剤いらないかも…」って思いますよね。でも、そのまま捨てるのはちょっともったいない。

この記事では、いらない柔軟剤を家じゅうでムダなく使い切る方法を、失敗しにくい順にまとめました。静電気やホコリ対策、掃除への活用、香りとの上手な付き合い方、そして安全な処分まで。今日からできるやり方だけにしぼって紹介します。

目次

そもそも「柔軟剤いらない」と感じる理由を整理しよう

使わなくても困らない人が増えた理由

「いらない柔軟剤 使い道」で検索する人って、だいたい2タイプです。ひとつは「もらったけど好みじゃない」、もうひとつは「使ってみたら逆に困った」。ここ数年は、後者が増えやすい流れがあります。理由はシンプルで、服の素材が変わったから。

昔は綿やウール中心で、肌ざわりを良くしたい目的が大きかった。でも今は、吸汗速乾・ストレッチ・防臭など、機能を盛り込んだ素材が当たり前。こういう服は、表面のバランスで性能が出ているので、柔軟成分が“膜”になってしまうと、よさが消えやすいんです。

そして、柔軟剤の基本効果は「繊維表面に吸着して、すべりを良くし、摩擦を減らす」こと。静電気を抑えるのも、この性質が関係します。だから逆に言うと、摩擦や吸水が大事な物に使うほど、違和感が出やすい。

まずは「柔軟剤が悪い」じゃなく、「向き不向きがある」と知るのがスタートです。

タオルや機能性素材で起きがちな失敗

タオルが水をはじく、スポーツウェアが汗を吸いにくい、なんかニオイが残る。こういう“あるある”の原因は、柔軟剤の使いすぎ、または相性です。

柔軟剤の主成分は、繊維にくっつきやすい陽イオン系の界面活性剤。繊維表面をコーティングして、すべりを良くする一方で、量が多いと吸水性を落とすことがあります。日本石鹸洗剤工業会も、使用量が多すぎるとタオルや肌着の吸水性が損なわれるおそれがある、と注意を出しています。

マイクロファイバー系も注意。取扱説明書で「柔軟剤は使わないでください」と書かれている製品は珍しくありません。細い繊維のすき間で吸う素材なので、コーティングされると吸収が落ちる可能性があるからです。

「じゃあ、タオルは一生ゴワゴワ?」というと、そうでもないです。柔軟剤を控えめにする、頻度を下げる、ネットに入れてパイルを守るなどで、かなり変わります。

まずは失敗の原因を“量と相性”に分けて考えると、いらない柔軟剤の扱いもラクになります。

香りが苦手で「いらない」になる流れ

柔軟剤が余る一番わかりやすい理由は、香り。自分は平気でも、家族が苦手だったり、職場で香りが強く感じられたりすると、使うのがしんどくなります。

ここで大事なのは「濃くすればいい匂い」ではないこと。柔軟剤は量が増えるほど香りが強く出やすいので、使うなら目安量を守るのが基本です。日本石鹸洗剤工業会も、香りの感じ方は人それぞれで、使用量が多いと香りが強くなりやすい点に注意を促しています、

もし「香りが苦手だけど、捨てるのももったいない」なら、発想を変えます。洗濯で全身にまとうより、掃除や静電気対策のように“使う場所と量をしぼる”ほうがコントロールしやすい。この記事の後半で出てくる「薄めて外用」や「距離感で使う」は、香りがネックな人ほど助けになります。

香りが原因で柔軟剤がいらないと感じた場合は、無理に使い切ろうとしないのも正解。量を守ってもダメなら、用途を変えるか、手放す。ここを割り切るだけで、洗濯のストレスがかなり減ります。

肌が弱い人や赤ちゃん衣類での注意点

肌が弱い人、赤ちゃんの衣類で気になるのは「刺激」と「香り」。柔軟剤の成分は製品ごとに違いますが、柔軟成分が繊維に残る性質がある以上、合わない人がいるのは事実です。

ただ、ここも白黒にしなくて大丈夫。メーカーのQ&Aでは、柔軟剤は繊維のすべりを良くして肌当たりをやさしくする、と説明されることもあります。つまり“チクチクしにくい”方向に働く面もある。

出典:柔軟剤(柔軟仕上げ剤)「ソフラン」(プレミアム消臭、ウルトラゼロ、アロマリッチ、ふんわりソフランなど | 製品Q&A|ライオン株式会社

ポイントは、「赤ちゃんに絶対ダメ」ではなく、家庭ごとに相性を見ること。試すなら、まずは香りが弱いものを規定量どおり、すすぎをしっかり、肌に触れる面積が小さい物から。違和感があるなら、柔軟剤なしに戻す。これでOKです。

そして、もらい物などで香りが強い柔軟剤が余っている場合、肌に触れる衣類で使い切ろうとしないこと。この記事では、肌から距離のある使い道(掃除、ホコリ、静電気、空間の香りづけ)に寄せていきます。

「使う日」と「使わない日」の線引きルール

柔軟剤をゼロにすると快適な人もいれば、「冬の静電気だけはきつい」みたいに、季節で困る人もいます。そこでおすすめなのが、ルールを決める方法です。家の中で判断がブレると、結局また余ります。

たとえば、こんな線引きが実用的です。

  • 使う:ニット、フリース、化繊の外着(静電気が気になる時期)
  • 場合により:シーツやカーテン(ホコリや静電気が気になるなら)
  • 使わない:タオル、肌着、吸汗速乾、マイクロファイバー

この線引きは、柔軟剤が「摩擦を減らし、静電気を抑える」性質を持つ一方で、「吸水性を落とす恐れ」があることから整理できます。

さらに、洗濯機の使い方も地味に重要。柔軟剤は投入タイミングが早いと効果が出にくい、といった注意が取扱説明書に書かれていることがあります。自動投入口を使う、規定量を守る、これだけで“使ったのにイマイチ”を減らせます。

いらない柔軟剤は「薄めて外用」に回すのが最短ルート

基本は希釈:柔軟剤スプレーの作り方と目安

いらない柔軟剤の使い道で、一番つぶしが利くのが「薄めてスプレー」。香りを弱められて、静電気やホコリにもアプローチできるからです。ここでのコツは、濃くしないこと。濃いとベタつき、シミ、逆にホコリが付きやすい、という残念パターンが起きます。

目安としてよく使われる比率は、水100mlに柔軟剤5mlくらい(約20倍希釈)。このくらいだと香りもやわらぎやすく、扱いやすいです。

さらに、濃縮タイプは流れにくいので、水で薄めるよう注意する取扱説明書もあります。スプレーでも同じで、最初から“さらっと”を目指したほうが失敗しにくいです。

スプレーボトル容量柔軟剤の目安
200ml190ml10ml
300ml285ml15ml
500ml475ml25ml

作り方は簡単。ボトルに柔軟剤を入れて水を足し、ふたを閉めて軽く振るだけ。できたらラベルに「柔軟剤スプレー」「作った日」を書いておくと安心です。作り置きしすぎない話は、2-4でしっかり触れます。

静電気対策の使い道(服・カーテン)

冬の「バチッ」は、いらない柔軟剤が一気に役立つ瞬間です。柔軟剤は繊維のすべりを良くして摩擦を減らし、さらに静電気がたまりにくい状態を作ると説明されています。

メーカーのQ&Aでも、柔軟剤の成分が繊維のすべりを良くし、静電気が発生しにくくなること、また“逃がす”働きがあることが述べられています。

使い方のポイントは「着る前に少し」「乾いてから」。衣類から10〜20cmほど離して、うっすら湿る程度に。特に、スカートの裏地、ニットの袖、フリースの内側は効果を感じやすいです。カーテンも同様で、乾いた状態で軽く。ホコリ対策にもつながります。

注意したいのは素材。水に弱い繊維(絹・レーヨンなど)や革、和装品、防水加工のものは、スプレー系アイテムで「使えないもの」として明記されていることがあります。

自作スプレーでも考え方は同じで、使う前に必ず洗濯表示と素材を確認し、目立たない場所で試すのが安全です。

ホコリ対策の使い道(家電まわり)

柔軟剤がホコリ対策に向く理由は、静電気を抑える方向に働くから。ホコリって、静電気で引き寄せられて増えやすいんです。柔軟剤の主成分が繊維表面に吸着し、摩擦や静電気を抑える仕組みは、工業会資料でも説明されています。

やり方はシンプルです。柔軟剤スプレーをクロスに1〜2回だけ吹き、テレビ台や棚を拭く。直接家電に吹くより、クロス側に吹く方が安全。画面や精密部分に液が入ると困るので、そこは避けます。

もう一つのコツは「乾拭きで仕上げる」。スプレーの水分が残ると、ムラになったり、かえってベタつきの原因になります。拭いたあとに乾いた面でサッと仕上げるだけで、手触りが全然変わります。

ただし、マイクロファイバークロスは柔軟剤と相性が悪いことがあります。吸水や捕集力が落ちる可能性があるので、ホコリ拭きに使うなら綿の古Tシャツや、使い古しのタオルが無難です。

作り置きでやりがちなNG(カビ・濃すぎ)

自作の柔軟剤スプレーで一番こわい失敗は「長期保存」。水で薄めると、元の製品が想定している状態からズレます。濃度が低すぎると、防腐面が弱くなってカビなどの原因になり得る、という注意もあります。富岡グループ

だからおすすめは、次のルールです。

  • いっぺんに大量に作らない(まずは200〜300ml)
  • 直射日光や高温を避けて保管
  • 変なにおい、濁り、ぬめりが出たら捨てる
  • ボトルは定期的に洗って乾かす

洗濯機の取扱説明書でも、洗剤や柔軟剤は入れすぎがトラブルの原因になり得る、といった注意が見られます。自作スプレーも同じで、濃くして得することは少ないです。

もう一点、地味に大事なのが「混ぜない」。柔軟剤を他の洗剤とボトルの中で混ぜるのは避けましょう。相性で分離したり、思った効果が出なかったりします。洗濯洗剤と柔軟剤は混ぜない、という基本の注意はよく知られています。

失敗しないための素材チェックとテスト方法

「使い道は分かった。でも失敗したくない」なら、これだけ守れば事故が減ります。素材チェックとテストです。

1つ目。洗濯表示と素材名を見る。絹・レーヨンなど水に弱い素材、革、毛皮、人工皮革、和装品、防水加工品などは、スプレー系製品でも注意対象になりやすいです。

2つ目。目立たない場所で試す。袖口の裏、すそ裏、カーテンの端などに軽く吹いて、乾かしてから色ムラや輪ジミがないかを見る。

3つ目。濡らしすぎない。基本は「しっとり」まで。びしょびしょはシミの近道です。

そして、洗濯機説明書には「衣類に固まって付着すると変色することがある」といった注意もあります。

原液に近い状態が服に付くのが危険、という意味なので、スプレーでも“濃くしない”が安全につながります。

この5つを守るだけで、いらない柔軟剤が「危ない節約」ではなく「賢い使い切り」になります。

掃除での使い道:ホコリ・静電気・付着予防に強い

テレビ台・棚・家電の拭き掃除に

「いらない柔軟剤、掃除に回せないかな」と思ったら、まずはここからが安心です。柔軟剤は繊維表面に吸着してすべりを良くし、静電気がたまりにくい状態を作る性質があります。静電気が減ると、ホコリがくっつきにくくなるので、拭き掃除と相性がいいんですね。

やり方は簡単。柔軟剤スプレー(薄めたもの)を「布に」ワンプッシュして、棚やテレビ台の天面を拭きます。ポイントは、機械や画面に直接吹かないこと。液がすき間に入ると故障やムラの原因になりやすいからです。最後に乾いた面で軽く仕上げ拭きをすると、ベタつきが残りにくくなります。

注意点もあります。材質によっては変色やツヤムラが出ることがあるので、最初は目立たない場所で試すのがおすすめです。

それから、拭く布は「綿の古Tシャツ」みたいなものが無難。マイクロファイバーは柔軟剤成分で性能が落ちやすいと言われるので、ここでは避ける方が失敗しにくいです。

フローリングワイパーのひと工夫に

床のホコリって、毎日拭いてもまた出ますよね。ここでも狙いは「ホコリを取る」より「次のホコリを付きにくくする」。柔軟剤の静電気対策の性質は、床のホコリ対策にも考え方として使えます。

やり方は、ワイパーのシートに柔軟剤スプレーを軽く含ませてから拭く方法。ただし、濡らしすぎると床が滑りやすくなったり、ムラが出たりします。目安は「シートの角が少ししっとり」くらい。拭いた後に、乾いたシートで仕上げると安全です。

また、ワックスがかかった床や無垢材などは、相性次第でムラが出ることがあります。これも、まずは端っこで試すのが鉄則です。

「毎日しっかり」は疲れるので、週1回だけこの方法、それ以外の日は乾拭き、みたいに分けると続きます。柔軟剤を使い切る目的でも、床を守る目的でも、やりすぎないのがコツです。

ドアノブやスイッチ周りのバチッ対策に

冬のドアノブでバチッとなるの、地味に嫌です。柔軟剤には静電気防止効果があると説明されていて、衣類だけでなく「静電気が起きやすい場所」を減らす発想にも応用できます。

やり方は、柔軟剤スプレーを布に少しつけて、ドアノブ周りやスイッチプレートを拭くだけ。金属部分に直接スプレーするより、布経由の方が安全です。ここも「うっすら」で十分。濡れたままだと手がベタつくので、最後に乾拭きを入れてください。

注意したいのは、電気まわり。スイッチのすき間やコンセント穴には絶対に液が入らないように。怖いときは、スプレーではなく、柔軟剤スプレーを付けた布をしっかり絞ってから拭くのが安心です。
それから、香りが強い柔軟剤だと、ここで一気に存在感が出ます。香りが苦手なら、スプレーの希釈を薄めにするか、拭いたあとに乾拭きで残りを減らすと、ちょうどよくなります。

3-4 カーペット・ラグの手入れに(注意点も)

カーペットやラグは、ホコリが絡みやすい場所。静電気がたまりやすい素材だと、掃除機をかけても、すぐにホコリが戻ってきます。そこで「軽く希釈した柔軟剤」を布に含ませて表面をサッと拭く、という使い方が出てきます。狙いは同じで、静電気を減らしてホコリの付着を抑える方向です。

ただし、床より注意点が増えます。まず、濡らしすぎるとシミになりやすい。次に、繊維の種類によっては色落ちや輪ジミの原因になります。だから、いきなり全面はやらず、端っこでテストしてから。これは本当に大事です。

おすすめの手順はこうです。

  1. 目立たない場所で試す
  2. 布に少量つけて、こすらず撫でる
  3. 乾いた布で仕上げる
  4. しっかり乾かす(換気)

もし「香りだけ残って、ベタつく」なら濃すぎです。柔軟剤は入れすぎるとデメリットが出やすいので、薄めの方が成功率が上がります。

エアコン周りの掃除に(やり方のコツ)

エアコンの周りって、意外とホコリのたまり場です。吹き出し口の外側、リモコン、近くの棚。こういう「外側の樹脂パーツ」なら、柔軟剤スプレーを布に少しつけて拭く方法が使えます。ホコリが付きにくくなることを期待できます。

ただし、エアコンは内部が別物。ここに柔軟剤を吹きかけるのはおすすめしません。内部は水分や汚れが絡みやすく、間違えると逆にカビやニオイの原因になります。自作スプレー自体も、長期保存を避け、短期間で使い切る注意が語られています。

エアコン内部は、フィルター清掃などメーカー推奨の方法でやるのが安全です。

外側の掃除でのコツは「液は布へ」「最後は乾拭き」「換気」。これだけ守れば、いらない柔軟剤がエアコン周りのホコリ対策に役立ちます。

香りの使い道:消臭より「香りづけ」に寄せる

玄関やトイレの空間づくり

柔軟剤を消臭剤みたいに使うのは、ちょっと無理があります。柔軟剤は基本的に「衣類に香りを残す」設計なので、空間のニオイを根本から消す力は別ジャンルです。ここは割り切って「香りづけ」として使う方が気持ちよく使い切れます。

おすすめは、直接床や便器に入れない方法。たとえば、コットンやティッシュに柔軟剤を少量しみこませ、口の広い小皿や空き瓶に入れて、玄関の隅に置くだけ。量が少ないので香りが強くなりすぎにくいし、倒しても被害が小さめです。

トイレに関しては特に注意。トイレタンクや便器に「柔軟剤を入れる」使い方は、少なくともトイレメーカーの手入れ方法としては示されていません。タンクの手入れはトイレ用中性洗剤など、メーカーの案内に沿って行うのが安全です。

香りを楽しむなら、タンクではなく「空間側」で小さく使う。これが一番トラブルが少ないやり方です。

ゴミ箱・下駄箱・クローゼットの工夫

ゴミ箱、下駄箱、クローゼットは「こもるニオイ」が気になる場所。ここも、香りづけの発想でいきます。ポイントは、柔軟剤を直接“物”に付けないこと。付くとシミになったり、ニオイが強すぎたりします。

やり方は、ジップ袋や小さな容器を使う方法が手軽です。古布やコットンに柔軟剤を少量しみこませ、袋に入れて口を少し開けて置く。これなら香りの出方を調整しやすいし、倒れても広がりにくいです。

「香りが強い」と感じやすい人がいること、量が多いと香りが強くなりやすいことは業界団体も注意喚起しています。だからこそ、こういう場所では“ほんの少し”が正解です。

もし家族に香りが苦手な人がいるなら、置く場所を高い位置にしない、換気できる場所にする、週末だけ置くなど、生活に合わせて調整しましょう。

掃除機の排気臭が気になるとき

掃除機をかけると、排気がなんとなく臭うことがあります。原因は、吸ったホコリや髪の毛、湿気がゴミ箱内にたまること。ここでも柔軟剤は「香りづけ」で使います。

簡単なのは、コットンに柔軟剤を一滴たらして、ゴミパックの近く(ただし吸い込み口をふさがない位置)に入れる方法。やりすぎるとベタつきや詰まりの原因になりかねないので、本当に少量で。
紙パック式なら、コットンをそのまま入れるより、さらに小さなティッシュに包んでから入れると散りにくいです。

大事なのは、根本対策も一緒にやること。フィルター掃除や、ゴミ捨て頻度を上げると、排気臭はかなり減ります。柔軟剤は「最後のひと押し」くらいの立ち位置がちょうどいい。

香りを強くしすぎないのもポイント。使用量が多いと香りが強くなりやすい注意があるので、掃除機の中では特に慎重に。

車内や布製品に使うときの注意

車のシートやカーペット、ソファ、カーテンなど、布には柔軟剤スプレーを使いたくなります。でもここは「シミ」「素材」「換気」の三つが壁です。

まず、シミ。柔軟剤は成分が残るタイプなので、濃いと輪ジミになりやすい。だから布に直接ではなく、ミストをふわっと、乾いた布でならす、という順番が安全です。次に素材。水に弱い素材、色落ちしやすいものは避ける。スプレー系の注意として「目立たない場所で確認」が定番なのは、こういう失敗が多いからです。

そして換気。車内は特に香りがこもります。香りの感じ方には個人差が大きく、周囲への配慮が必要だという指摘もあります。

おすすめは、車内で使うなら超薄め、回数少なめ、使った後は窓を開ける。この三点セットです。

香りが苦手な柔軟剤を距離感で使い切る

最後は、香りが苦手な柔軟剤をどうするか。ここが一番、検索している人の悩みに近いところだと思います。

コツは「肌に近い所で使わない」「空間で広げない」「密閉の中で少しだけ」。この三つです。たとえば、洗濯で使うと全身に付くので逃げ場がありません。でも、玄関の靴箱の隅なら距離がある。ゴミ箱のフタの内側なら、開けた瞬間だけ。こういう使い方なら、苦手でも消耗しやすいです。

それでもキツい場合は、無理に使い切らない判断も大切。柔軟剤の香りについては、適切な使用量や周囲への配慮が求められる、という行政側の資料でも触れられています。

出典:国民生活センター

「気分が悪くなるのに我慢して使う」より、「掃除に少量」「それでもダメなら処分」の順に進める方が、結局いちばん安全でスッキリします。

どうしてもいらない時:安全な捨て方・劣化チェック・代わりの方法

分離・固まり・粒は「使わない」判断基準

ボトルの底にドロッとした塊、粒々、分離。これ、あるあるです。ここで大事なのは「薄めたら使えるかも」と頑張りすぎないこと。

メーカーのQ&Aでは、柔軟剤の液がドロっとしていたり、固まったり、粒々になっている場合は使用を控えるよう案内されています。水に溶けにくくなり、洗濯機の投入口が詰まったり、衣類に付着して残ったりする可能性があるからです。

つまり、劣化っぽい見た目なら「洗濯に使って消費」はおすすめしません。どうしても使うなら、衣類ではなく掃除用に回す方がまだ被害が小さめ。でも掃除用でもベタつきや変色が起きる可能性はあるので、基本は処分が無難です。

ちなみに、時間経過や保管条件で分離や固まりが起きることはある、と説明されています。買ったら早めに使う、直射日光や高温を避ける。次からの無駄を減らすためのコツとして覚えておくと役立ちます。

トイレや排水口に流すのを避けたい理由

「液体だから流せそう」と思いがちですが、ここは慎重にいきたいところ。なぜなら、メーカーが案内している捨て方が「流す」ではなく「しみこませて可燃ごみ」だからです。迷ったら、メーカーの案内に寄せるのがいちばん安全です。

また、トイレ周りは特にクセが強い場所。トイレメーカーは、タンクの手入れ方法としてトイレ用中性洗剤での清掃などを案内しています。少なくとも、その手順の中に柔軟剤を入れる使い方は出てきません。だから「独自の投入」は避けた方が無難です。

結論としてはこうです。

  • 少量のすすぎ残り程度は日常的に流れているとしても
  • 余った中身をまとめて流すのはやめて
  • しみこませて捨てる方法を基本にする

この方針だと、トラブルも起きにくく、説明もしやすいです。

いちばん無難な処分:紙や布に吸わせて可燃へ

処分の基本は「自治体のルールに従う」。ただ、全国で大きく外れにくい、メーカー案内ベースの方法があります。それが「古新聞や不要布にしみこませて、燃えるごみとして出す」です。

花王のQ&Aでも、自治体によってはこの方法で出せると案内されています。

手順はこんな感じです。

  1. ビニール袋の中に新聞紙や古布を入れる
  2. その中に柔軟剤を少しずつ注いで吸わせる
  3. 漏れないように袋の口をしっかり結ぶ
  4. 可燃ごみの日に出す(分別は自治体確認)

ドバッと入れると吸いきれず漏れるので、少しずつがコツです。香りが強い場合は、袋を二重にすると安心。容器は中身を出してから洗い、プラ資源など自治体の分別に合わせます。

柔軟剤なし洗濯を快適にする代替アイデア

柔軟剤をやめたい人が困るのは「ゴワつき」と「静電気」。この二つは、柔軟剤以外でも改善できます。

ゴワつきは、干し方で変わります。タオルなら、干す前に数回パッと振りさばくとパイルが立ちやすい。これはメーカー系の解説でもよく触れられるコツです。

静電気は、服の組み合わせで減らせます。たとえば、化繊同士を重ねない、インナーを綿にする、乾燥しすぎない。柔軟剤の静電気対策効果はあるものの、使わないなら生活側で調整するのが現実的です。

あと、もし「柔軟剤を入れすぎて吸水性が落ちたかも」と感じるなら、しばらく柔軟剤なしで洗うと回復することがある、と業界資料で説明されています。まずはリセット期間を作るのも手です。

もらい物が大量にある時の手放し方

柔軟剤が大量にあると、使い道を頑張っても追いつきません。そんな時は「残す理由」を一度だけ整理します。

  • 香りが好きで、使う予定がある
  • 掃除用に薄めて少しずつ消費できる
  • それ以外は、無理せず手放す

未開封なら譲るのも手。ただし、相手の香りの好みや体質があるので「香り強めかも」と一言添えるのが親切です。開封済みや劣化の兆候があるものは、譲るより処分が安全。固まりや粒がある場合は使用を控える案内が出ているので、なおさらです。

そして、捨てると決めたら引きずらないこと。メーカーが示す「吸わせて可燃」を基準に、自治体ルールを確認して片付ける。これで、洗面所やランドリー棚が一気にスッキリします。


いらない柔軟剤の使い道まとめ

いらない柔軟剤は、無理に洗濯で使い切ろうとすると失敗しやすいです。タオルや機能性素材は吸水性が落ちるおそれがあるので、向き不向きをまず整理するのが近道でした。

使い切るなら、薄めてスプレーにして「静電気・ホコリ対策」や「拭き掃除」に回すのが実用的。香りが苦手でも、肌から距離のある場所で少量ずつなら扱いやすくなります。

一方で、分離・固まり・粒が出ているものは使用を控えるのが安全。処分は、メーカー案内に沿って新聞紙や布に吸わせ、自治体のルールで可燃ごみに出す方法が無難です。

【参考】
日本石鹸洗剤工業会 JSDA部会・委員会の活動
花王 | 製品Q&A | 【使用期限】柔軟仕上げ剤(柔軟剤)の使用期限はどのくらいなの?
柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供(2020年)|独立行政法人国民生活センター
柔軟剤(柔軟仕上げ剤)「ソフラン」(プレミアム消臭、ウルトラゼロ、アロマリッチ、ふんわりソフランなど | 製品Q&A|ライオン株式会社

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次