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山善Qriom「QA15-80/QA15-101」徹底比較|サイズ・電池・カメラの違いと選び方

山善Qriom「QA15-80/QA15-101」徹底比較|サイズ・電池・カメラの違いと選び方

「動画や電子書籍、学習用にコスパの良いタブレットが欲しい。でも8インチと10.1インチ、どっちを選べばいいの?」

そんな迷いに応えるために、山善のQriomシリーズから登場したQA15-80(8型)とQA15-101(10.1型)を、サイズ・性能・電池・価格まで横並びで比較しました。

両機はAndroid 15とUNISOC T606を共通装備。違いは“サイズ・カメラ・スタミナ”。記事では用途別の最適解まで具体的に整理しているので、自分の生活にぴったりな1台を、迷わず選べます。

目次

Qriom QA15-80/QA15-101 比較表

項目Qriom QA15-80(8インチ)Qriom QA15-101(10.1インチ)
メーカー山善(YAMAZEN) Qriomブランド山善(YAMAZEN) Qriomブランド
発売時期2025年10月2025年10月
想定実売価格(税込)約14,800円前後約16,800円前後
画面サイズ8インチ IPS液晶10.1インチ IPS液晶
解像度1280×800(HD)1280×800(HD)
CPUUnisoc T606(オクタコア:Cortex-A75×2 + A55×6)
GPUMali-G57 MP1
メモリ(RAM)4GB(仮想メモリ8GB対応)
ストレージ(ROM)64GB
外部ストレージmicroSD(最大1TB対応)
OSAndroid 15
背面カメラ5MP(オートフォーカス)8MP(オートフォーカス)
前面カメラ2MP5MP
バッテリー容量4000mAh6000mAh
無線通信Wi-Fi 2.4/5GHz(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
搭載センサーGPS、加速度、照度、近接、ジャイロ
端子USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
本体サイズ(幅×高さ×厚さ)211.3×126.3×9.0mm241.2×160.1×8.3mm
重量約357g約526g
カラーバリエーションブラック系(共通)
その他特徴軽量・携帯性に優れる大型画面・スタミナ重視

※スペックはメーカー公式・販売店公表情報(2025年11月時点)をもとに整理しています。



サイズと携帯性で選ぶなら

8インチモデル「QA15-80」の魅力

QA15-80は幅211.3×高さ126.3×厚さ9.0mmで、重さは約357g。通勤バッグや小さめのショルダーにも収まりやすく、片手でホールドして電子書籍を読む、といった使い方がしやすいサイズ感です。

解像度は800×1280で文字がにじみにくく、地図やSNSも見やすいバランス。バッテリーは4000mAhで、移動の合間に動画を少しずつ見る程度なら十分にこなせます。

OSは最新のAndroid 15、CPUは8コアのUnisoc T606、メモリは4GB(仮想メモリ8GB対応)で、学習アプリやWeb会議、家事の合間の調べ物など「日常のやりたいこと」を軽快に処理してくれます。

さらにmicroSD(最大1TB)対応、USB Type-Cと3.5mmイヤホン端子を備えるなど拡張性も良好。軽さと取り回しの良さを優先する人には、有力な選択肢になります。

10.1インチモデル「QA15-101」の使いやすさ

QA15-101は幅241.2×高さ160.1×厚さ8.3mmで重さは約526g。画面が大きく、YouTubeやVODの字幕、教科書PDF、レシピの文字まで余裕を持って表示できます。

解像度は800×1280とQA15-80と同じですが、物理サイズが大きい分、表示のゆとりは段違い。カメラは背面8MP・前面5MPと、書類のスキャンやオンライン授業の顔出しでもノイズを抑えやすい構成です。

バッテリーは6000mAhで、据え置きで長めの動画視聴や学習タイムにも安心。こちらもAndroid 15、Unisoc T606、RAM 4GB(仮想8GB)、64GBストレージ、microSD最大1TB、USB Type-Cと3.5mm端子を搭載しており、家の中の“みんなのタブレット”として扱いやすいまとめ方です。

持ち運びと視認性、どちらを重視?

外出先での片手利用や立ったままの操作が多い人は、約357gのQA15-80の軽さが効きます。満員電車や徒歩での移動中でも腕が疲れにくく、バッグの中でもスペースを取りません。

一方、自宅での動画視聴や学習、家族共有で使うなら、10.1インチのQA15-101が快適。表示領域に余裕があるため、タップミスが減り、画面分割や字幕表示も見やすくなります。

両機の解像度は同一ですが、8インチはピクセル密度が高く文字が引き締まって見え、10.1インチは情報量の多い画面をゆったり表示できるのが持ち味。日々の使い方が「移動中心」か「据え置き中心」かを基準に、サイズを選ぶのが失敗しないコツです。

重さ・厚み・片手操作のしやすさ比較

手の大きさにもよりますが、片手でホールドして親指で画面端まで届く感覚は、211.3×126.3mmのQA15-80のほうが明らかに有利です。

厚みはQA15-80が9.0mm、QA15-101が8.3mmで、数値上は10.1インチのほうが薄いものの、実際は本体面積と重量の差で体感は逆転します。

長時間のブラウジングや縦持ち読書では、軽量な8インチのメリットが積み上がります。一方で、机やスタンドに置いて横向きで使うなら、厚さのわずかな差よりも画面の広さを取るほうが満足度は上がります。

イヤホン端子を備えるので、有線ヘッドホンでの視聴も簡単。移動メインか、据え置きメインかで体の負担が変わる点を意識して選びましょう。

あなたのライフスタイルに合うサイズは?

朝の通勤や塾への移動で使う、図書館やカフェで学習する、寝る前にベッドで読書やSNSというスタイルなら、軽量コンパクトなQA15-80がしっくりきます。

家で家族と一緒に動画を見る、レシピや工作の手順を大きく表示する、年配の家族と共有する、といった用途ではQA15-101の見やすさが心強い味方。

どちらもAndroid 15とT606で操作感は共通なので、体験の違いはほぼサイズとバッテリー。QA15-80の4000mAhは“持ち歩き+スキマ利用”、QA15-101の6000mAhは“据え置き+連続視聴”に相性が良い、という整理が実情に合います。

共通でmicroSD最大1TBに対応するため、写真や動画、学習PDFの保存も余裕があります。

スペック詳細をチェック

共通仕様と基本スペックの整理

両モデルともCPUはUnisoc T606の8コア、メモリは4GB(仮想メモリ8GB対応)、ストレージは64GB。OSはAndroid 15で、セキュリティとプライバシー機能が新しく、操作レスポンスも安定しています。

無線は2.4GHz/5GHzのWi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0に対応。外部ストレージはmicroSDで最大1TBまで拡張可能。

端子はUSB Type-Cと3.5mmイヤホン端子の両方を装備しているので、充電しながら有線イヤホンが使える点も扱いやすいポイントです。

センサーはGPS、加速度、照度、近接、ジャイロの5種類を搭載。地図や位置情報ゲーム、画面自動回転、明るさ自動調整など日常機能がひと通り揃っています。

ディスプレイと表示の違い

解像度は両機とも800×1280で同じですが、体感はサイズ差で変わります。8インチのQA15-80は画素密度が高く、同じアイコンでも引き締まって見えます。

電子書籍の小さめフォントやコミックの細線は、近い距離でくっきり。10.1インチのQA15-101は、同じ情報をより大きく表示でき、遠目でも認識しやすいのが強みです。

タッチ目標も広がるため、子どもや年配の方でも誤タップを減らしやすく、分割表示でノートアプリとブラウザを並べるといった“作業のしやすさ”にもつながります。

両機ともIPS系の視野角に優れたパネルを採用し、横向きにして複数人で画面を見る場面でも色変化が小さく快適です。

性能と日常使用感:実際どう?

CPU・メモリ構成から見る実用性

両機は8コアCPU「Unisoc T606」とメモリ4GB(仮想メモリで最大8GB相当を割り当て可能)という同一構成です。

T606は高性能コアCortex-A75×2と省電力コアCortex-A55×6で動作し、日常のWeb閲覧、学習アプリ、地図、動画視聴、オンライン会議など“軽中量級タスク”を無理なくこなす実力があります。

一方で画像編集や重い3Dゲームの同時進行など“重量級タスク”では待ち時間が生じやすい点は理解しておくと安心です。

GPUはMali-G57 MP1で、2D主体のゲームや動画再生は得意ですが、描画が複雑なタイトルは設定を落とす発想が必要になります。

つまり「普段づかい中心、たまにゲーム」の人には十分。RAM 4GBもChromeのタブを開きすぎなければ快適に動きます。総じて、価格帯に対しての体感は“サクサク寄りの普段使い”という評価が妥当です。

Android 15搭載というポイント

両機は最新のAndroid 15を搭載します。ここでの利点は、新しいセキュリティとプライバシー機能を標準で使えること。

たとえば、機密アプリを別枠にしまえる「プライベートスペース」、一部アプリの画面だけを共有できる「部分画面共有」など、学習や在宅ワーク時の“見せすぎ”を防げます。

また、盗難時の保護強化や、ヘルスコネクトの拡張などOS側の進化も取り込んでいます。タブレットは家族共有で使うことも多いので、写真や子どもの学習アプリを分けて守れる安心感は大きな価値です。

加えて、大画面向けのマルチタスク周りの改善もあり、10.1インチのQA15-101ではアプリの行き来がよりスムーズ。OSが新しいことで将来のアプリ対応でも有利になりやすい点も見逃せません。

動画視聴・電子書籍・ゲーム利用の評価

表示はどちらもHDクラス(800×1280)のIPS相当パネル。動画はYouTubeや学習系サービスで文字が読みやすく、電子書籍は8インチのほうがドットが締まって見えるぶん小説やマンガの“縦読み”が快適です。

10.1インチは表示のゆとりが段違いで、字幕やレシピ、教科書PDFなど“情報量の多い画面”が見やすく、家族で一緒に見るシーンにも向きます。

ゲームはジャイロ対応で体感操作が使えますが、GPU性能は入門~普及クラスのため、3Dが重いタイトルは解像度や描画設定を控えめにすると安定します。

どちらも3.5mmイヤホン端子を備え、語学学習や深夜の視聴に便利。microSDでオフライン保存もしやすいので、通信量を気にせずエンタメや学習に使えるのが強みです。

ベンチマークやレビューで出ている意見

T606の総合力は“入門~普及帯の中で標準的”。AnTuTuやGeekbenchの傾向を見ると、Webや動画中心なら十分な一方、ミドル上位SoCと比べると3D性能は控えめという評価が多いです。

実機系の記事や掲示板でも「軽作業は快適、重いゲームは妥協」という声に寄っています。

Qriomの2機種は同じSoC・同じRAM/ROMなので、体感差は主に画面サイズと電池容量の違いで決まります。

8インチは軽快さ、10.1インチは視認性と余裕、という棲み分けです。価格帯を考えると、入門機としての期待どおりに動く、が実感値になりやすいでしょう。

購入後は不要アプリを抑え、ブラウザのタブを開きすぎない、といった使い方で快適性がさらに安定します。

長時間使用時のバッテリー持ち&発熱は?

電池は8インチが4000mAh、10.1インチが6000mAh。座って長めに動画を見るなら後者に余裕があります。

SoCの製造プロセスは12nmで、普段使いでは発熱は大きくなりにくい設計ですが、長時間のゲームや高負荷アプリでは温度が上がり、処理落ち(サーマルスロットリング)が出る可能性があります。

そうした使い方をする場合は、画面の明るさを下げる、ケースを外す、休憩を挟むといった工夫が有効です。

持ち歩き中心で“短時間×こまめに使う”なら4000mAhでも不満は出にくく、据え置き中心なら6000mAhの恩恵がはっきり出ます。

どちらもUSB-C充電で就寝前のまとめ充電に向き、microSDへ動画を事前に保存すれば通信負荷も抑えられます。

価格・コストパフォーマンスで比較

発売時価格・市場想定価格の一覧

発売は2025年10月上旬。価格はオープンながら想定実売は8インチが税込14,800円前後、10.1インチが16,800円前後という案内でした。

量販系の価格情報でもこのレンジでの掲載が見られ、実売でもおおむね近い水準です。

モデル想定実売価格(税込)発売時期
QA15-80(8型)約14,800円2025年10月
QA15-101(10.1型)約16,800円2025年10月

また、価格比較サイトのトラッキングでは時期により値下げが発生する場面もあります。購入の第一目安は上記レンジ、そこからセールやポイント施策で実質価格を詰めるイメージが現実的です。

コスパ面で「買い」なのはどちらか?

差額2,000円前後で画面の広さ・電池容量・カメラ画素が底上げされる点を考えると、据え置き中心や家族共有ならQA15-101の“上乗せメリット”が分かりやすいです。

逆に、通学や通勤の持ち出しが多い人、片手で長く読みたい人には、軽くて取り回しやすいQA15-80の満足度が高いでしょう。

どちらもCPU/RAMは同じなので、体感の差はほぼ「見やすさ」と「スタミナ」。価格と使い方の合致がコスパを決めます。

学習アプリ・電子書籍・動画視聴が中心なら、操作の余裕が出る10.1インチの価値は大きいですし、外で短時間ずつ使うなら軽い8インチのコスパが勝ちます。

迷ったら、家での使用が7割を超えるかどうかを基準に考えるのがおすすめです。

同価格帯の他社モデルと比べて優れている点・劣る点

10.1型帯では、aiwa「tab AB10」(想定19,800円)やAmazon「Fire HD 10」(64GBで2万円前後の事例)が競合に入ります。

Qriomは価格が一段安く、Android 15を素直に使える点、microSD最大1TB、3.5mm端子、ジャイロ搭載など“基本が揃う”のが強み。

一方、描画の重いゲーム性能や高解像度表示、Widevine L1など配信系の上位仕様は、競合の一部に分があるケースもあります(用途によりけり)。

純正アクセサリー展開や周辺機器の選択肢はFireシリーズが豊富という側面も。

総じてQriomは“まず必要十分を安く”という立ち位置で、価格重視・日常用途に焦点が合う人に向きます。

セール時やキャンペーン時の狙い目価格

量販サイトやECでは、発売直後からポイント還元やタイムセールの対象になることがあります。

価格履歴の推移を見ると、短期間で最安値が動くこともあり、クーポン適用やポイント込みで実質価格が下がる“瞬間風速”が出るのが最近の傾向です。

ブラックフライデーや年末年始のセール時期、決算期(3月・9月)は特にチェック価値が高いタイミング。

狙いは8インチが1万3千円台、10.1インチが1万5千円台の実質ライン。通知機能を活用して変動を追うと見逃しにくくなります。

おすすめの購入タイミング&選び方

「いつ、どちらを買うか」は使い方で決めるのが最短です。外で使う頻度が高い、片手で読みたい、寝転んで長時間持つならQA15-80。

家の中で動画や学習が中心、家族で共有、画面分割を使いたいならQA15-101。価格は上記レンジを基準に、セール期に合わせて動くのが賢い買い方です。

どちらもOSはAndroid 15で、学習・エンタメ・家事の調べものに向きます。microSDで容量の不安も小さく、3.5mm端子で遅延を抑えたリスニングも可能。

最初のタブレットとして“無理なく始められる価格帯”というのが最大の魅力です。

どちらを選ぶべき?用途別ガイド

学生・初めてタブレットを買う人に

はじめての1台に必要なのは「迷わず使えること」「価格が手頃であること」「学習・調べもの・動画視聴が滞らないこと」です。

Qriomの2機種はどちらもAndroid 15、UNISOC T606、4GBメモリ(仮想メモリ8GB)、64GBストレージ、microSD最大1TBに対応しており、学校のポータルやGoogle系サービス、学習アプリ、PDF閲覧、YouTubeなど基本が揃います。

加えてGPSやジャイロなどのセンサーも網羅しているため、地図アプリや位置情報を使う学習系コンテンツにも対応可能。

通学の持ち運びが多い学生や、ノートと一緒に机上で省スペースに使いたい人には約357gのQA15-80が扱いやすいです。

一方、家庭学習で動画教材やデジタル教科書を見る時間が長いなら、10.1インチのQA15-101が目に優しく、誤タップも減らせます。

価格の目安は14,800円前後(8型)・16,800円前後(10.1型)なので、必要十分の体験を無理なく始められます。

サブ端末・家族共有で使うなら

家族でニュースやレシピ、地図、ショッピング、子どもの動画視聴などを“みんなでゆるく”使うなら、表示にゆとりのあるQA15-101が便利です。

解像度は両機ともHD(800×1280)ですが、物理サイズが大きいぶん文字や操作ターゲットに余裕が生まれ、年配の家族でも見やすく扱いやすいのが利点。

前面5MPカメラはオンライン面談やビデオ通話でも顔が粗くなりにくく、背面8MPは書類のスキャンや掲示の撮影にも実用的です。

さらにバッテリー容量は6000mAhで、据え置き運用の連続視聴にも余裕があります。

キッチンやリビングに据えて使う機会が多いなら、スタンドやカバーと組み合わせると快適度が上がります。

対して、外出時の調べもの用に“家のどこかに置いてあると便利”なサブ端末が欲しい場合は、軽量で気軽に持ち出せるQA15-80の身軽さが生きます。

どちらもUSB-Cと3.5mm端子を備えており、有線ヘッドホンや外部スピーカーとの相性も良好です。

動画・電子書籍メインなら(10.1インチを選ぶ理由)

映画やアニメ、学習系の長尺動画、教科書PDF、雑誌読み放題といった“表示面積が効く”用途は、10.1インチのQA15-101が体験を底上げします。

HD解像度でも画面が広いほど字幕の読みやすさが増し、映像から離れて見ても情報が取りやすくなります。

電子書籍はコミックの見開き表示や雑誌のレイアウト再現が快適で、ピンチ操作の回数も減らせます。

マルチタスクの面でも、参考サイトを開きながらノートアプリで要点を書き留める、といった並行作業のやりやすさが違います。

カメラは前面5MP・背面8MPで、授業の板書や家事メモの撮影でも文字の再現性にゆとりあり。

大きめの筐体でも厚さ8.3mmとスリム、Wi-Fiはa/b/g/n/ac(2.4/5GHz)で家庭内の無線環境にも柔軟に馴染みます。

“家中心でながら視聴・ながら学習”というスタイルに強く、6000mAhの電池は連続再生の安心感にも直結します。

持ち運び・メモ取り・読書中心なら(8インチを選ぶ理由)

毎日バッグに入れて移動し、立ち姿勢での片手操作や、電車・カフェでの短時間利用が多いなら、QA15-80の軽さとコンパクトさは快適そのものです。

211.3×126.3mmという本体サイズはB6単行本に近い取り回しで、ベッドで横向きに寝転びながらの読書やSNSチェックにも向きます。

HD(800×1280)の表示は8インチだと画素密度が高く、小説や漫画の細線、教科書の注釈もくっきり見えやすいのがポイント。

カメラは前面2MP・背面5MPでオンライン授業やメモ撮影の実用域を押さえ、4000mAhのバッテリーは“短時間×複数回”の使い方なら不満が出にくい設計です。

イヤホン端子を搭載しているため、語学のリスニングや講義録音のチェックを遅延少なく行えます。

加えて、microSD最大1TB対応は電子書籍やオフライン動画の保存に効きます。

通学・通勤の相棒や“寝モバ”の快適端末として、バランスの良い選択肢です。

総合判断のためのチェックリストとおすすめ

最後に、要件を整理して“自分に合う1台”を素早く決めましょう。以下は実用条件に対する推奨の目安です。

条件おすすめ根拠のポイント
家で動画・学習が中心QA15-10110.1型の視認性、前面5MP&背面8MP、6000mAhで連続視聴向き
家族共有・据え置き多めQA15-101画面が大きく誤タップ少ない、HDでも見やすい物理サイズ
外で短時間×複数回QA15-80約357g・小型で持ち運び楽、読書やメモが快適
片手での長時間読書QA15-80高い画素密度で文字が締まって見える
価格重視で必要十分どちらも可8型 約14,800円前後/10.1型 約16,800円前後を基準に比較

いずれもOSはAndroid 15、SoCはT606、メモリ4GB、microSD最大1TB、USB-C+3.5mm端子、Wi-Fi a/b/g/n/acを共通装備。

違いは主に“サイズ・カメラ画素・バッテリー容量”に集約されます。用途に照らしてサイズから決め、予算と使い方に合わせて仕上げるのが最短ルートです。

まとめ

Qriom QA15-80とQA15-101は、同じ中身(Android 15/UNISOC T606/4GB+64GB/microSD最大1TB/USB-C+3.5mm/各種センサー)を共有しつつ、サイズ・カメラ・電池で最適化の方向が異なる“兄弟機”です。

毎日持ち出して隙間時間に軽快に使うなら8インチのQA15-80、家中心で動画や学習・家族共有が多いなら10.1インチのQA15-101が快適。

どちらもエントリー価格で「まず必要十分」を満たしやすく、最初のタブレットやサブ端末として導入しやすいのが強みです。

価格の目安は14,800円前後/16,800円前後。最後は“移動が多いか・据え置きが多いか”という生活パターンに合わせて選べば、大きな満足につながります。



出典情報
山善公式サイト

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