MENU

俳句の日ってどんな日?8月19日の由来・俳句記念日との違い・楽しみ方までやさしく解説

俳句の日ってどんな日?8月19日の由来・俳句記念日との違い・楽しみ方までやさしく解説

8月19日は、俳句に親しむきっかけになる日です。

「8・1・9」を「は・い・く」と読む語呂合わせから広まった日で、夏休み中の子どもから大人まで、短い言葉で季節を楽しめます。

ただ、調べてみると「俳句の日」と「俳句記念日」というよく似た名前が出てきて、違いがわかりにくいと感じる人も多いはずです。

この記事では、8月19日の由来、俳句記念日との違い、俳句の基本ルール、有名俳人、初心者でも作りやすいコツまで、やさしく整理します。

俳句が得意ではない人でも、読み終えるころには「一句作ってみようかな」と思える内容にしています。

目次

俳句の日ってどんな日?まず知りたい基本情報

俳句の日は毎年8月19日

俳句の日は、毎年8月19日とされています。

日付が変わる記念日ではなく、毎年同じ日にやってきます。

8月19日という日付は、俳句に親しむきっかけを作る日として知られています。

学校の宿題で俳句を作る人もいれば、句会やイベントに参加する人もいます。

ふだん俳句にあまり触れない人でも、「今日は少しだけ季節をよく見てみよう」と思える日です。

俳句は短い言葉で景色や気持ちを表す文芸なので、特別な道具がなくても始められます。

紙とペン、またはスマホのメモがあれば、一句を作ることができます。

だからこそ、8月19日は大人にも子どもにも開かれた、入り口の広い記念日だと言えます。

8月19日が選ばれた理由は語呂合わせ

8月19日が俳句に関係する日とされているのは、「8」を「は」、「1」を「い」、「9」を「く」と読む語呂合わせがあるためです。

つまり「8・1・9」で「はいく」と読めることから、8月19日が選ばれました。

日本の記念日には、日付の数字を言葉に置きかえて楽しむものが多くあります。

俳句の日も、そのような語呂合わせのわかりやすさが特徴です。

この覚えやすさは、俳句に親しむきっかけとしてとても大切です。

難しい説明から入るより、「8月19日は、は・い・くの日」と聞いたほうが、子どもにもすぐ伝わります。

俳句そのものも、短い言葉の中に発見を入れる文芸です。

日付の語呂合わせにも、言葉を楽しむ俳句らしさが少し感じられます。

誰がいつ制定した記念日なのか

俳句の日は、俳人で日本文学研究者でもある坪内稔典さんらが提唱し、1991年に制定された記念日とされています。

坪内稔典さんは、1944年愛媛県生まれの俳人・日本文学研究者で、正岡子規研究の第一人者としても紹介されています。

俳句というと、少し古くて難しいものに感じる人もいるかもしれません。

けれど、坪内さんの俳句には、身近な言葉を使った親しみやすい作品もあります。

難しいものを遠くからながめるのではなく、日々の暮らしの中で言葉を楽しむ。

俳句の日には、そんな考え方がよく合います。

また、佛教大学の公開講座でも、8月19日に坪内稔典さんを講師とする「俳句の日」句会ライブが案内されています。

俳句の日に込められた目的

俳句の日には、俳句の楽しさや奥深さ、季節を感じる心を知ってもらう目的があるとされています。

特に8月19日は夏休みの時期にあたるため、子どもたちが俳句にふれるきっかけにもなります。

夏休みといえば、自由研究、読書感想文、日記など、言葉を使う宿題が多い季節です。

そこに俳句が加わると、日常の見方が少し変わります。

たとえば「暑い」と思うだけで終わらず、入道雲、せみの声、夕立のにおい、かき氷の冷たさに目が向くようになります。

俳句は、特別な出来事だけを書くものではありません。

むしろ、いつもなら通りすぎてしまう小さな変化を、短い言葉でつかまえるものです。

その意味で俳句の日は、言葉の練習日であると同時に、季節を見直す日でもあります。

俳句の日に何をするのか

俳句の日に決まった過ごし方はありません。

一句作ってもいいですし、好きな俳句を読んでもかまいません。

句会や俳句大会に参加するのも、SNSに短い句を投稿するのも楽しみ方のひとつです。

2025年には、佛教大学の公開講座で8月19日に「俳句の日」句会ライブが開催案内されており、参加者が夏の句を持ち寄る内容になっていました。

また、松山市が運営する「俳句ポスト365」のように、インターネットで俳句を投稿できる場もあります。

家で楽しむなら、家族で同じ季語を決めて一句ずつ作るのもおすすめです。

同じ「夏休み」や「花火」を題材にしても、人によって見える景色が違います。

その違いを笑いながら読み合えるところに、俳句の面白さがあります。

俳句の日と俳句記念日の違い

俳句の日は1991年に制定された記念日

俳句の日は、1991年に坪内稔典さんらが提唱した記念日とされています。

日付は8月19日で、「はいく」と読める語呂合わせがもとになっています。

この日は、俳句に親しむ人を増やすためのきっかけとして受け止めるとわかりやすいです。

たとえば、本格的な俳句の知識がなくても、空を見て、風を感じて、五・七・五に近い形で言葉を並べてみる。

それだけでも、俳句の日らしい過ごし方になります。

大切なのは、うまく作ることよりも、季節や言葉に目を向けることです。

俳句は短いからこそ、始める前のハードルが低い文芸です。

8月19日は、その小さな入口として使いやすい日です。

俳句記念日は2014年に制定された記念日

俳句記念日は、「おしゃべりHAIKUの会」主宰の上野貴子さんが8月19日に制定した記念日です。

「おしゃべりHAIKUの会」の公式情報では、2014年に8月19日を俳句記念日として認定し、日本記念日協会の認定を受けたと説明されています。

名前がとても似ているため、俳句の日と俳句記念日は混同されやすいです。

どちらも8月19日に関係し、どちらも俳句に親しんでもらう目的を持っています。

ただし、制定の経緯や名前は同じではありません。

俳句の日は1991年、俳句記念日は2014年という違いがあります。

調べものをするときは、この年の違いを押さえると整理しやすくなります。

どちらも8月19日になった理由

俳句の日も俳句記念日も、8月19日という日付に共通点があります。

理由は、「8・1・9」を「は・い・く」と読める語呂合わせです。

この語呂合わせは、俳句を知らない人にもすぐ伝わります。

難しい文学史を知らなくても、「今日は俳句に関係する日なんだ」と気づけます。

記念日としては、このわかりやすさが大きな強みです。

特に俳句は、学校でも学ぶ日本語の表現です。

8月19日という覚えやすい日付があることで、授業、宿題、イベント、地域活動にもつなげやすくなります。

言葉遊びから文芸に入っていけるところも、俳句らしい魅力です。

日本記念日協会に認定されているのはどちらか

日本記念日協会の認定を受けたと公式に説明されているのは、「俳句記念日」です。

俳句の日と俳句記念日は、名前も日付も近いので同じものに見えます。

しかし、認定の有無を整理すると違いがはっきりします。

俳句の日は、1991年に提唱された記念日として知られています。

俳句記念日は、2014年に「おしゃべりHAIKUの会」が制定し、日本記念日協会の認定を受けた記念日として説明されています。

記事や学校の発表で扱う場合は、「俳句の日」と「俳句記念日」を同じ言葉として使わないほうが安心です。

どちらも俳句を広めるための日ですが、成立の流れは分けて理解しましょう。

混同しやすいポイントを表で整理

俳句の日と俳句記念日は、次のように整理できます。

項目俳句の日俳句記念日
日付8月19日8月19日
日付の理由「8・1・9」の語呂合わせ「8・1・9」の語呂合わせ
制定年1991年とされる2014年
関係する人物・団体坪内稔典さんら上野貴子さん、おしゃべりHAIKUの会
日本記念日協会の認定確認できる公式情報では俳句記念日と別扱い認定を受けたと公式に説明されている

名前が似ているため、検索したときに情報が混ざって見えることがあります。

まずは「俳句の日は1991年」「俳句記念日は2014年」と覚えると、全体がわかりやすくなります。

どちらか一方だけが正しいというより、成り立ちの違う二つの記念日が同じ8月19日に重なっていると考えるのが自然です。

俳句とは?初心者にもわかる基本ルール

五・七・五の17音で作る短い詩

俳句は、基本的に五・七・五の17音で作る短い詩です。

ここでいう「音」は、文字数ではなく、声に出したときの数え方に近いものです。

たとえば「チョコレート」は文字で見ると長く感じますが、音として数えると「チョ・コ・レー・ト」のように考えます。

俳句では、前から五音、七音、五音のリズムにすると、読みやすくなります。

現代俳句協会の入門情報でも、五七五の定型は日本語の持つ秩序から進化してきた形式として説明されています。

ただし、すべての俳句が必ず五・七・五ぴったりというわけではありません。

字余りや自由律俳句のように、形をくずした表現もあります。

初心者はまず五・七・五を目安にすると、俳句のリズムをつかみやすいです。

季語を入れると俳句らしくなる

俳句では、季節を表す言葉を入れることが大切にされています。

この季節を表す言葉を「季語」と呼びます。

春なら桜、夏ならせみ、秋なら月、冬なら雪のように、季語があると句の中に季節が生まれます。

日本伝統俳句協会は、俳句の特徴として季題と呼ばれる季節の言葉を入れる決まりが、日本の文化や情緒を表すと説明しています。

季語を入れると、たった17音でも読み手が景色を想像しやすくなります。

「朝の道」と書くより、「朝の道せみの声」と書くほうが、夏の暑さや明るさが浮かびます。

季語は、俳句の中で季節を運ぶ小さな合図です。

初心者は、まず今日見たものの中から季語になりそうな言葉を選んでみると作りやすくなります。

切れ字が生む余韻とは

俳句には「切れ」という考え方があります。

切れとは、句の中で意味やリズムをいったん切り、読み手に余韻を残す働きのことです。

「や」「かな」「けり」などは、切れ字として知られています。

たとえば松尾芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」では、「や」によって古池の景色がいったん立ち上がります。

そのあとに、蛙が飛びこむ音が続きます。

この間があることで、静けさと音の対比が感じられます。

現代俳句においても、季語、五・七・五の十七音字、切れは重要な要素として語られてきました。

ただし、初心者が最初から切れ字を完璧に使う必要はありません。

まずは、句の中に少し立ち止まる場所を作る感覚で考えるとわかりやすいです。

川柳や短歌との違い

俳句とよく比べられるものに、川柳と短歌があります。

俳句は五・七・五を基本とし、季語を入れることが大切にされます。

川柳も五・七・五の形を使いますが、人間のおかしさ、世の中の皮肉、日常のユーモアを詠むことが多く、季語を必ず入れるわけではありません。

短歌は、五・七・五・七・七の31音で作ります。

俳句よりも長いので、気持ちの流れや説明を入れやすい表現です。

たとえるなら、俳句は一枚の写真のような短さが魅力です。

短歌は、写真に少し物語が加わったような広がりがあります。

川柳は、人の気持ちや社会の面白さをスパッと切り取る力があります。

どれが上ということではなく、表したい内容によって向き不向きが変わります。

自由律俳句や無季俳句もある

俳句には、五・七・五や季語を大切にする伝統的な形があります。

一方で、定型にこだわらない自由律俳句や、季語を持たない無季俳句もあります。

現代俳句協会のデータベースでは、季語一覧に加えて「無季」の作品も検索対象として扱われています。

つまり、俳句の世界はひとつの形だけで閉じているわけではありません。

ただし、初めて作る人には、五・七・五と季語を使う方法がいちばん入りやすいです。

型があると、どこから考えればいいか迷いにくくなります。

型に慣れてから、自由律や無季の句を読むと、表現の幅がさらに見えてきます。

最初は基本を知り、次に例外を知る。

この順番で学ぶと、俳句はぐっとわかりやすくなります。

俳句の日に知っておきたい有名俳人と名句

松尾芭蕉と俳句文化の広がり

松尾芭蕉は、江戸時代に活躍した俳諧師で、1644年に生まれ、1694年に亡くなりました。

芭蕉は「奥の細道」でも知られ、旅をしながら多くの句を残しました。

代表的な句として、「古池や蛙飛びこむ水の音」があります。

この句は、古池の静けさと蛙が飛びこむ音を対比させた作品としてよく知られています。

言葉はとても短いのに、読む人の頭の中には静かな景色が広がります。

芭蕉の魅力は、ただ景色を説明するのではなく、少ない言葉で空気まで感じさせるところにあります。

東京都の江東区芭蕉記念館では、芭蕉の作品と俳句について学ぶことができ、深川芭蕉庵があったといわれる場所の近くに建っています。

俳句の日に芭蕉を読むと、短い言葉の強さを実感できます。

正岡子規が近代俳句に残した功績

正岡子規は、俳人であり歌人でもあり、明治を代表する文学者のひとりです。

松山市立子規記念博物館は、子規が俳句、短歌、新体詩、小説、評論、随筆など幅広い分野で創作し、日本の近代文学に大きな影響を与えたと紹介しています。

子規は、近代俳句を考えるうえで欠かせない人物です。

病と向き合いながらも、多くの作品を残しました。

松山市の情報では、子規は長くはない生涯で約24,000もの俳句を作ったとされています。

子規の俳句を読むと、身近なものをよく見ることの大切さがわかります。

大げさな言葉を使わなくても、目の前のものをしっかり見ることで、俳句は生き生きします。

俳句の日に子規を知ることは、現代の俳句の入口を知ることにもつながります。

与謝蕪村と小林一茶の魅力

与謝蕪村は、江戸時代中期の俳人であり、画家としても知られています。

蕪村の句は、絵を見るように景色が浮かびやすいところが魅力です。

「菜の花や月は東に日は西に」という句は、広い空と野原の風景が目に浮かぶ名句として知られています。

一方、小林一茶は、弱いものや小さな生きものに寄り添う句で親しまれています。

すずめ、蛙、のみ、子どもなど、身近な存在をあたたかく見つめる作品が多くあります。

芭蕉が静けさや旅の深さを感じさせる俳人だとすれば、蕪村は絵のような美しさ、一茶は人間味のあるやさしさが印象的です。

同じ俳句でも、俳人によって見ている世界はかなり違います。

俳句の日には、複数の俳人を読み比べると、自分の好きな作風が見つかりやすくなります。

教科書にも出てくる有名な俳句

俳句を学ぶとき、まず出会いやすいのは教科書に載るような有名句です。

たとえば、松尾芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」は、多くの人が一度は聞いたことのある句です。

正岡子規の句では、写生を感じさせる作品がよく取り上げられます。

有名な俳句は、短いのに長く読み継がれてきた理由があります。

その理由は、言葉が古いから価値があるのではありません。

景色の切り取り方や、音の響き、読み手に想像させる余白がすぐれているからです。

最初は意味がすべてわからなくても大丈夫です。

「なぜこの句は覚えやすいのだろう」と考えるだけでも、俳句の読み方は深まります。

俳句の日は、名句を暗記する日ではなく、名句の中にある小さな発見を味わう日にすると楽しめます。

名句を読むと季節の見え方が変わる

俳句の面白さは、読んだあとに日常の見え方が変わるところにあります。

せみの声をただうるさいと思っていた人も、俳句を読んだあとには「夏らしい音」と感じるかもしれません。

夕立のあとに立ちのぼる土のにおいも、俳句の材料になります。

朝顔のしぼむ時間や、金魚鉢の水の光も、見方を変えれば句になります。

名句は、特別な景色だけを扱っているわけではありません。

むしろ、誰もが見たことのあるものを、少し違う角度から見せてくれます。

そこに俳句の魅力があります。

俳句の日に名句を読むと、自分のまわりにも句の種がたくさんあることに気づきます。

読むことと作ることは、別々のようでつながっています。

よい句を読むほど、自分の言葉も少しずつ育っていきます。

俳句の日の楽しみ方と俳句作りのコツ

身近な季節を観察してみる

俳句を作るときは、まず身近な季節をよく見ることから始めましょう。

いきなり立派な言葉を考える必要はありません。

窓の外、通学路、ベランダ、台所、近所の公園など、いつもの場所で十分です。

夏なら、せみ、夕立、麦茶、風鈴、花火、日傘、入道雲などが見つかります。

大事なのは、「夏っぽいもの」をただ並べることではありません。

その中で自分が少し心を動かされたものを選ぶことです。

たとえば、風鈴の音が遠くから聞こえたのか、すぐ近くで鳴ったのか。

同じ風鈴でも、どこで聞いたかによって句の感じは変わります。

俳句は、景色の中から自分だけが気づいた一点を選ぶ文芸です。

まずは、よく見ることがいちばんのコツです。

難しい言葉よりふだんの言葉を使う

俳句というと、古い言葉や難しい言い回しを使わないといけないと思う人がいます。

でも、最初から背伸びをする必要はありません。

ふだん使っている言葉でも、並べ方しだいで俳句になります。

たとえば「暑い」「まぶしい」「ぬるい」「静か」「におう」といった言葉は、とても身近です。

ただし、気持ちをそのまま説明しすぎると、句が平たくなることがあります。

「楽しかった」と書くより、何が見えたから楽しかったのかを書くほうが伝わりやすくなります。

「花火見て楽しかったな夏の夜」より、「帰り道まだ手に残る花火の火」のように、ものや動作に気持ちをのせると印象が残ります。

俳句は短いからこそ、説明よりも具体的なものが力を持ちます。

やさしい言葉で、はっきり見えるものを書くのがコツです。

夏休みの宿題にも使える作り方

夏休みの宿題で俳句を作るなら、手順を決めると楽になります。

まず、夏の季語になりそうな言葉を一つ選びます。

次に、その言葉にまつわる自分の体験を思い出します。

最後に、五・七・五に近いリズムへ整えます。

たとえば「夕立」を選んだら、「急に降ってきた」「傘がなかった」「アスファルトのにおいがした」などをメモします。

そこから、いちばん印象に残った場面だけを残します。

「夕立やアスファルトから雨のにおい」のようにすると、体験が景色として伝わります。

上手に作ろうとしすぎると、言葉がかたくなります。

宿題で大事なのは、季節を感じた自分の体験が入っていることです。

人から借りたような言葉より、自分の見たものを書いた句のほうが生き生きします。

家族や友だちと一句ずつ作ってみる

俳句は一人で静かに作るものというイメージがあります。

でも、家族や友だちと作ると、意外なほど盛り上がります。

同じお題を決めて一句ずつ作ると、人によって注目する場所が違うことがわかります。

たとえば「かき氷」というお題でも、ある人は舌の色を書くかもしれません。

別の人は、溶けたシロップや店の行列を書くかもしれません。

同じものを見ても、感じることは人それぞれです。

その違いを楽しめるのが句会の面白さです。

句会は本格的な場だけでなく、家庭の食卓でもできます。

紙に句を書いて名前を隠し、どの句が好きかを選ぶだけでも立派な遊びになります。

俳句の日には、点数をつけるより、どこが好きかを話す時間を大切にすると楽しく続きます。

SNSや句会で俳句を楽しむ

今は、俳句を楽しむ場所が広がっています。

紙のノートに書くだけでなく、SNSに投稿したり、オンラインの句会に参加したりする方法もあります。

松山市が運営する「俳句ポスト365」は、俳句の投稿サイトとして公開されています。

また、国際俳句協会では、8月19日の俳句記念日に関係する俳句大会の情報も掲載されています。

人に読んでもらうと、自分では気づかなかった句のよさや弱さが見えてきます。

ただし、SNSでは個人情報や人を傷つける表現に注意が必要です。

学校名、住所、友だちの名前などは書かないほうが安心です。

俳句は短い言葉ですが、短いからこそ広がりがあります。

俳句の日をきっかけに、一句を誰かと分かち合ってみると、言葉の楽しさがより深く感じられます。

「俳句の日」まとめ

俳句の日は、毎年8月19日です。

「8・1・9」を「は・い・く」と読める語呂合わせから、俳句に親しむ日として知られています。

1991年に坪内稔典さんらが提唱した記念日とされ、俳句の楽しさや季節を感じる心を広めるきっかけになっています。

一方で、俳句記念日は2014年に「おしゃべりHAIKUの会」が制定し、日本記念日協会の認定を受けた記念日として説明されています。

どちらも8月19日ですが、成立の流れは同じではありません。

俳句は、五・七・五の17音と季語を基本にした短い詩です。

しかし、自由律俳句や無季俳句のように、表現の幅もあります。

初心者は、まず身近な季節をよく見て、ふだんの言葉で一句作ってみるのがおすすめです。

せみの声、夕立、花火、麦茶、入道雲など、夏の身近なものはすべて俳句の材料になります。

8月19日は、難しい文学を学ぶ日というより、日常を少し丁寧に見る日です。

いつもの景色を言葉にしてみると、何気ない一日が少し特別に見えてきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次