花魁草について調べていると、クレオメの写真や名前が一緒に出てきて、同じ花なのか迷うことがあります。
どちらも夏に咲く背の高い花で、白やピンクの華やかな花を付けるため、遠くから見ると似ていると感じるかもしれません。
しかし、花魁草は宿根フロックスの仲間で、クレオメはセイヨウフウチョウソウと呼ばれる別の植物です。
花びらの数、長い雄しべの有無、葉の形を見れば、初心者でも見分けられます。
この記事では、名前が混同される理由から、写真や実物で確認できるポイント、育て方の違いまで分かりやすく解説します。
花魁草とクレオメは違う植物|まず結論を分かりやすく解説
花魁草は宿根フロックス、クレオメはセイヨウフウチョウソウ
花魁草とクレオメは、名前の響きや華やかな花姿から混同されることがありますが、植物としてはまったく別の種類です。
花魁草と呼ばれる植物は、一般にハナシノブ科フロックス属のクサキョウチクトウを指します。
学名は「Phlox paniculata」で、オイランソウ、宿根フロックスとも呼ばれる多年草です。
英国王立植物園キューの植物データベースでは、北アメリカ中部から東部を原産地とする多年草として登録されています。
一方、園芸店などでクレオメと呼ばれる植物は、フウチョウソウ科のセイヨウフウチョウソウです。
東京都薬用植物園では、クレオメの別名としてセイヨウフウチョウソウとスイチョウカが紹介されています。
クレオメの学名は資料によって「Cleome hassleriana」「Tarenaya hassleriana」「Cleome houtteana」などの表記が見られます。
現在、英国王立植物園キューでは「Cleome houtteana」を受け入れられた学名とし、「Cleome hassleriana」を同じ植物の異名として扱っています。
苗のラベルに書かれた学名が違っていても、必ずしも別の花というわけではありません。
ただし、花魁草であるクサキョウチクトウと、クレオメであるセイヨウフウチョウソウは、分類も花の構造も異なります。
花魁草とクレオメの違いがひと目で分かる比較表
両者の基本的な違いを表にまとめると、次のようになります。
| 比較する点 | 花魁草 | クレオメ |
|---|---|---|
| 主な和名 | クサキョウチクトウ | セイヨウフウチョウソウ |
| よく使われる名前 | オイランソウ、宿根フロックス | クレオメ、スイチョウカ |
| 学名 | Phlox paniculata | Cleome houtteana |
| 科 | ハナシノブ科 | フウチョウソウ科 |
| 属 | フロックス属 | クレオメ属 |
| 基本的な性質 | 多年草 | 一年草 |
| 主な原産地域 | 北アメリカ中部から東部 | ブラジルからアルゼンチン北部 |
| 花びらの見え方 | 5枚に見える | 4枚 |
| 雄しべ | 花の外へ大きく飛び出さない | 細長く大きく飛び出す |
| 葉 | 1枚の細長い葉が向かい合って付く | 5枚から7枚ほどの小葉が手のひら状に付く |
| 花のまとまり | 丸みのある密な花房 | 縦方向に伸びる花房 |
| 草丈の目安 | 約60センチから120センチ | 約90センチから180センチ |
| 主な増やし方 | 株分け、挿し芽など | 種まき |
もっとも分かりやすい違いは、クレオメには糸のように長い雄しべがあることです。
花の外側へ何本もの雄しべが大きく飛び出していれば、花魁草ではなくクレオメと判断できます。
花が咲いていない場合は、葉の形を見ると見分けやすくなります。
花魁草の葉は1枚ずつ独立した単葉ですが、クレオメの下部や中央部の葉は複数の小葉に分かれた掌状複葉です。
科・属・学名から見てもまったく別の植物
植物の分類では、見た目が似ているかどうかだけでなく、花や果実の構造、進化上の関係などをもとに科や属が決められます。
花魁草はハナシノブ科フロックス属に含まれます。
フロックス属の花は、花びらの根元がつながって筒状になり、先端が5つに分かれるのが基本です。
クレオメはフウチョウソウ科クレオメ属に含まれます。
代表的なクレオメの花には4枚の花びらと6本の長い雄しべがあり、花の中心から外側へ広がります。
科が違うということは、単に品種や花色が違うという程度ではありません。
バラとサクラのような近い仲間でもなく、分類上は離れた植物です。
そのため、「花魁草という植物の別名がクレオメである」と覚えてしまうと、苗を買うときや育て方を調べるときに間違いやすくなります。
花魁草を探す場合は「クサキョウチクトウ」「オイランソウ」「宿根フロックス」「Phlox paniculata」という名前を確認しましょう。
クレオメを探す場合は「セイヨウフウチョウソウ」「Cleome houtteana」「Cleome hassleriana」などの表記を確認すると確実です。
多年草の花魁草と一年草として育てるクレオメ
花魁草とクレオメでは、花が終わったあとの生育も異なります。
花魁草は多年草なので、冬に地上部が枯れたように見えても、根や株元が生きていれば翌年に新芽を出します。
英国王立植物園キューでも、Phlox paniculataは多年草として登録されています。
一度植えた株を数年間育てられるため、毎年同じ場所に夏の花を咲かせたい人に向いています。
株が混み合ってきた場合は、株分けによって更新したり増やしたりできます。
サカタのタネの園芸情報でも、宿根フロックスは数年ごとの株分けによって株を更新できる宿根草として紹介されています。
クレオメは本来、暖かい地域に分布する植物ですが、日本では一般に春に種をまき、夏から秋に花を楽しむ一年草として扱われます。
京都府の外来生物資料でも、セイヨウフウチョウソウは夏型の生育をする一年草とされています。
秋になって気温が下がると株は枯れますが、種を付ける品種では、こぼれた種から翌年発芽することがあります。
ただし、種ができにくい園芸品種や不稔性の品種もあるため、すべてのクレオメが自然に増えるわけではありません。
多年草か一年草か分からなくなったときは、「宿根フロックスなら多年草」「一般的なクレオメなら一年草」と覚えると整理しやすくなります。
花魁草とクレオメが混同されるのはなぜ?
花魁草・オイランソウ・フロックスの名前の関係
花魁草は「おいらんそう」と読み、クサキョウチクトウの別名として使われてきた名前です。
岩手大学の植物資料では、クサキョウチクトウについて、花の艶やかさを花魁に見立てたことからオイランソウと呼ばれると説明されています。
北海道大学の植物資料でも、Phlox paniculataの名前として、クサキョウチクトウ、オイランソウ、花魁草が併記されています。
「フロックス」は、花魁草だけを指す言葉ではなく、フロックス属全体を表す名前です。
フロックス属には、背が高くなる宿根フロックスだけでなく、地面を覆うように育つシバザクラや、一年草として育てる種類も含まれます。
そのため、園芸店で「フロックス」とだけ書かれている場合は、学名や品種名まで確認する必要があります。
花魁草と呼ばれる代表的な種類はPhlox paniculataです。
「宿根フロックス」と書かれていれば花魁草の仲間である可能性が高いものの、交配品種などもあるため、ラベルの学名まで見るとより確実です。
花魁草、オイランソウ、クサキョウチクトウ、宿根フロックスという複数の名前が、ほぼ同じ植物を指して使われることが、名前を分かりにくくしている原因の一つです。
クレオメ・西洋風蝶草・酔蝶花の名前の関係
クレオメは、もともと植物分類に使われる属名に由来する呼び方です。
日本の園芸では、セイヨウフウチョウソウを短く呼ぶ名前として広く定着しています。
京都府立植物園は、セイヨウフウチョウソウについて、一般には属の総称である「クレオメ」と呼ばれることが多いと説明しています。
セイヨウフウチョウソウという和名は、風に蝶が舞っているように見える花姿に由来します。
細長い花びらや雄しべが四方へ広がるため、ひらひらと動く蝶を連想させる姿です。
スイチョウカは「酔蝶花」と書き、クレオメの別名として使われます。
東京都薬用植物園でも、セイヨウフウチョウソウとスイチョウカの両方がクレオメの別名として掲載されています。
つまり、クレオメ、セイヨウフウチョウソウ、スイチョウカは同じ植物を指す名前として使われます。
一方、花魁草はクサキョウチクトウを指す名前なので、この中には含まれません。
名前を整理するときは、「花魁草はフロックスの仲間」「クレオメは風蝶草の仲間」と分けて覚えましょう。
クレオメが花魁草と誤認される理由
クレオメが花魁草と間違われやすい理由は、植物名よりも花全体の印象が似ているからだと考えられます。
どちらも夏に花が目立ち、白、ピンク、紫系の花色を持つ品種があります。
また、茎が直立して比較的高く育ち、茎の先に複数の花をまとめて咲かせます。
花壇を少し離れた場所から眺めると、細かな花の構造よりも、背の高い株に明るい色の花が集まっている姿が先に目に入ります。
この共通点が、名前の混同につながっていると推測できます。
ただし、近くで見ると両者の姿はかなり異なります。
花魁草は、小さな花が隙間を埋めるように密集し、丸みのある花房を作ります。
クレオメは、花と花の間に空間があり、長い雄しべが外側へ広がるため、軽やかで動きのある姿になります。
さらに、クレオメの葉は手のひらを広げたような形になるため、花が咲いていない時期でも見分けられます。
名前だけで判断せず、雄しべと葉を確認することが最も確実です。
白粉や髪飾りの印象だけで名前を判断しない
「花魁」という言葉からは、白粉や華やかな髪飾りを思い浮かべる人も多いでしょう。
そのため、長い雄しべがかんざしのように見えるクレオメを、花魁草だと思ってしまうことがあります。
しかし、植物名を確認するときに、人の装いや印象だけを根拠にするのは正確ではありません。
岩手大学の植物資料では、オイランソウという名前は、クサキョウチクトウの艶やかな花を花魁に見立てたものと説明されています。
一方、京都府立植物園では、セイヨウフウチョウソウの名前は蝶が舞うような花姿に由来すると説明されています。
少なくとも、公的な植物資料で確認できる名前の関係では、花魁草はクサキョウチクトウ、セイヨウフウチョウソウはクレオメです。
クレオメの長い雄しべを髪飾りのように感じることはできますが、それを理由に花魁草と呼ぶことは、植物名として正確ではありません。
名前の由来は植物への興味を深めてくれますが、種類を判断するときは学名、科名、花びら、雄しべ、葉の形を優先しましょう。
花を見ればすぐ分かる!花魁草とクレオメの見分け方
花魁草は花びらが5つ、クレオメは4つ
両者を近くで観察できる場合は、まず花びらの数を確認しましょう。
花魁草の花は、先端が5つに分かれているため、花びらが5枚あるように見えます。
実際には、花びらの根元が筒状につながった合弁花です。
ノースカロライナ州立大学の植物資料でも、Phlox paniculataは長い花冠筒を持ち、先端が5つの平らな裂片に分かれると説明されています。
正面から見ると、丸みのある5枚の花びらが放射状に並び、小さな星や風車のように見えます。
クレオメの代表的な花には、4枚の花びらがあります。
花びらは同じ方向へまとまるように付き、花の中心から6本の雄しべが長く伸びます。
ただし、花が重なっていたり、開花途中だったりすると、写真だけで花びらの数を数えるのが難しい場合があります。
そのようなときは、花びらの数だけでなく、雄しべと葉も一緒に確認してください。
「5つに開く丸い花なら花魁草」「4枚の花びらと長い雄しべならクレオメ」と覚えると見分けやすくなります。
長い雄しべが大きく飛び出すのはクレオメ
クレオメを見分けるうえで、最も目立つ特徴は長い雄しべです。
細い糸やひげのような雄しべが、花の外側へ何本も伸びています。
ノースカロライナ州立大学の資料では、Cleome houtteanaの雄しべは6本で、長さが約3インチに達することがあるとされています。
京都府立植物園も、長い雌しべと、さらに長い雄しべが突出する姿を特徴として紹介しています。
この長い雄しべによって、英語ではクモを連想させる「スパイダーフラワー」と呼ばれます。
花魁草にも雄しべはありますが、クレオメほど長く外へ飛び出しません。
花魁草は花びらが作る丸い輪郭が目立ち、花房全体がふんわりとまとまって見えます。
クレオメは雄しべによって花の輪郭が外側へ広がり、空気を含んだような軽い印象になります。
写真を拡大できる場合は、花の中心から細い線が何本も伸びているか確認しましょう。
雄しべがひげのように飛び出していれば、クレオメと判断してよいでしょう。
丸く集まる花魁草と縦に伸びるクレオメ
花の集まり方にも分かりやすい違いがあります。
花魁草は、茎の先に多くの小花を密集させます。
ノースカロライナ州立大学の資料では、大きく段になった丸い頂生花序を作り、小花が密に詰まると説明されています。
満開になると、小さな花が一つの大きな花のかたまりを作っているように見えます。
花房の輪郭は半球形や円すい形に近く、ボリューム感があります。
クレオメの花は、茎の先に縦長の総状花序を作ります。
開花が進むにつれて茎の先端が伸び、下部には細長い果実が見られることもあります。
花魁草のように花同士が隙間なく詰まるのではなく、それぞれの花や雄しべの間に空間があります。
遠くから見ると、花魁草は丸い花束のように見え、クレオメは縦に伸びる花火のように見えます。
花の色だけでは区別できませんが、花房の輪郭まで見ると判断しやすくなります。
葉の形・花の付き方・全体の姿を写真で確認するポイント
写真から見分ける場合は、花だけを拡大した画像よりも、葉や茎まで写っている画像を探しましょう。
花魁草の葉は単葉で、細長い卵形から披針形をしています。
葉は茎を挟むように向かい合って付き、縁には大きな切れ込みがありません。
クレオメの下部から中央部の葉は、通常5枚から7枚の小葉に分かれます。
1本の葉柄の先から細長い小葉が放射状に広がるため、手のひらや鳥の足のように見えます。
クレオメは茎や葉柄の付け根に、とげが見られる場合もあります。
ただし、とげの少ない園芸品種や、とげを持たないように改良された品種もあるため、とげだけで判断してはいけません。
全体の姿では、花魁草は複数の茎が株元からまとまって伸び、こんもりとした株を作ります。
クレオメは太い茎が直立し、上部に向かって花が広がるため、より縦長に見えます。
写真で迷ったときは、「雄しべ」「花びら」「葉」「花房」の順に確認すると、色や撮影角度に惑わされにくくなります。
花魁草とクレオメの育て方と選び方
開花時期・草丈・植え付け時期の違い
花魁草とクレオメは、どちらも夏の花壇で存在感を出せる植物です。
ただし、育ち始める時期や翌年の扱いは異なります。
花魁草は多年草で、春に新芽を伸ばし、夏に花を咲かせます。
ノースカロライナ州立大学の資料では、Phlox paniculataは直立する多年草で、約2フィートから4フィートまで成長し、夏に開花するとされています。
日本の園芸品種では、コンパクトなものから1メートルを超えるものまであるため、購入時には最終的な草丈を確認しましょう。
苗の植え付けは、根に負担がかかる厳しい暑さや凍結期を避け、春や秋の穏やかな時期に行うと管理しやすくなります。
クレオメは春に種をまき、夏から秋まで花を楽しむ育て方が基本です。
タキイ種苗の栽培一覧では、クレオメの発芽適温は10度から15度、種まきは春、開花は夏から秋とされています。
クレオメの草丈は品種によって大きく異なりますが、原種に近いタイプでは約90センチから180センチに達することがあります。
背が高くなる品種は、花壇の後方や中央に植えると全体のバランスを取りやすくなります。
日当たり・水やり・適した土を比較
花魁草もクレオメも、基本的には日当たりと水はけのよい場所を好みます。
ただし、水分に対する考え方には少し違いがあります。
花魁草は、適度な湿り気を保てる、水はけのよい土で育てると安定します。
ノースカロライナ州立大学の栽培情報でも、Phlox paniculataは日なたから半日陰に対応し、水はけがよく湿り気のある土が適するとされています。
土が長期間乾き続けると、下葉が傷んだり、花が小さくなったりしやすいため、真夏は株元の乾燥を確認して水を与えます。
葉や花へ繰り返し水をかけるより、株元へ静かに与えたほうが、葉が長時間ぬれにくくなります。
クレオメは暑さと乾燥に比較的強い植物です。
ノースカロライナ州立大学の資料では、日なたから半日陰、水はけのよい土に適し、暑さや乾燥への耐性があるとされています。
ただし、植え付け直後や小さな苗の時期まで乾燥させてよいわけではありません。
根付くまでは土の表面の乾き具合を見ながら水を与え、十分に育ってから乾湿の差をつけます。
どちらも、常に水がたまる場所では根が傷みやすいため、粘土質の土では腐葉土などを混ぜて排水性を整えましょう。
毎年咲かせたいなら花魁草、種から楽しむならクレオメ
毎年同じ株を育てたい人には、花魁草が向いています。
多年草なので、適切に管理すれば翌年も同じ場所から芽を出します。
年数がたって株の中心が弱ってきた場合は、株分けによって若い部分を植え直すこともできます。
毎年の植え替え作業を減らしたい庭や、宿根草を中心にした花壇に取り入れやすい植物です。
一方、毎年種をまき、花壇の雰囲気を変えたい人にはクレオメが向いています。
クレオメは種から育てられ、成長が速く、ひと夏で大きな株になります。
花色を混ぜて群植すると、夏から秋にかけて華やかな景色を作れます。
種を作る品種では、花後に細長い果実ができ、その中に多くの種が入ります。
こぼれ種による増えすぎを避けたい場合は、果実が熟す前に切り取る方法があります。
反対に、翌年の発芽を期待する場合でも、発芽する位置や数は安定しないため、必要な場所へ計画的に種をまくほうが確実です。
長く同じ株を育てたいか、毎年種から育てたいかを基準にすると、選びやすくなります。
苗を購入するときに名前を間違えないチェックポイント
苗を購入するときは、商品名だけでなく、ラベルに書かれた情報を順番に確認しましょう。
最初に見るのは学名です。
「Phlox paniculata」と書かれていれば、花魁草、オイランソウ、宿根フロックスと呼ばれる植物です。
「Cleome houtteana」「Cleome hassleriana」「Tarenaya hassleriana」と書かれていれば、一般にクレオメやセイヨウフウチョウソウと呼ばれる植物です。
次に、一年草か多年草かを確認します。
宿根草や多年草と書かれていれば花魁草の可能性が高く、一年草や春まき草花と書かれていれば一般的なクレオメの可能性が高くなります。
さらに、葉の形を確認しましょう。
細長い葉が茎の左右に向かい合っていれば花魁草、複数の小葉が手のひら状に広がっていればクレオメです。
花が咲いていれば、長い雄しべがあるかを見るだけでも判断できます。
なお、園芸品種では草丈、花色、とげの有無、種のできやすさなどが原種と異なる場合があります。
育て方を調べるときは、植物名だけでなく品種名も控えておくと、より正確な情報を確認できます。
花魁草とクレオメの違いまとめ
花魁草とクレオメは、どちらも夏に華やかな花を咲かせますが、同じ植物ではありません。
花魁草は、ハナシノブ科フロックス属のクサキョウチクトウを指し、オイランソウや宿根フロックスとも呼ばれる多年草です。
クレオメは、フウチョウソウ科のセイヨウフウチョウソウを指し、スイチョウカという別名を持つ一年草です。
見分けるときに最も役立つのは、クレオメの花から大きく飛び出す細長い雄しべです。
花魁草は5つに開く小花が密集して丸い花房を作り、クレオメは4枚の花びらと長い雄しべを持つ、縦長で軽やかな花房を作ります。
葉にも違いがあり、花魁草は細長い単葉、クレオメは手のひら状に分かれた掌状複葉です。
名前が分からなくなったときは、花の色や華やかさではなく、雄しべ、花びら、葉、学名の順に確認してください。
- Phlox paniculata L. | Plants of the World Online | Kew Science
- Cleome hassleriana Chodat | Plants of the World Online | Kew Science
- クレオメ|公益社団法人東京生薬協会
- Phlox paniculata|North Carolina Extension Gardener Plant Toolbox
- Phlox|North Carolina Extension Gardener Plant Toolbox
- Cleome houtteana|North Carolina Extension Gardener Plant Toolbox
- クサキョウチクトウ|岩手大学
- Phlox paniculata(クサキョウチクトウ・花魁草)|北海道大学
- おすすめ情報(令和5年7月7日)セイヨウフウチョウソウ|京都府立植物園
- 京都府外来生物リスト(植物)|京都府
- 1~2年草花栽培一覧表|タキイ種苗
- 冬花壇の手入れ法と楽しみ方|サカタのタネ 園芸通信
