LGのウルトラワイドモニター「34U640B-B」と「34U620B-B」の違いを徹底比較して、どちらがおすすめかを詳しく紹介します。
「同じLGのウルトラワイドなのに、何が違うの?」「2万円の差額は払う価値がある?」
そんな疑問を持っている方も多いはずです。
この記事ではLG公式の製品ページと発売時の情報をもとに、2機種の違いをひとつひとつ丁寧に解説します。
結論から言うと、2機種の主な違いは次の3点です。
- 接続端子
- USB PD給電とUSBハブ
- 価格帯
ノートPCをケーブル1本でつないで充電もハブも一体化させたい人にはLG 34U640B-B、予算を抑えながら34インチのウルトラワイド環境を始めたい人にはLG 34U620B-Bがおすすめです。
それぞれの違いを表で比較しながら、選び方のポイントも含めて詳しく解説していきます。
LG「34U640B-B」と「34U620B-B」の違いを表で比較!
まずは2機種のスペックを一覧で確認しておきましょう。
| 項目 | LG 34U640B-B | LG 34U620B-B |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 34インチ | 34インチ |
| アスペクト比 | 21:9 | 21:9 |
| 解像度 | 3440×1440(UWQHD) | 3440×1440(UWQHD) |
| パネル | VA(曲面・曲率1800R) | VA(曲面・曲率1800R) |
| リフレッシュレート | 144Hz(HDMI時100Hz) | 144Hz(HDMI時100Hz) |
| HDR | HDR10 | HDR10 |
| 色域 | sRGB 99% | sRGB 99% |
| 接続端子 | HDMI×2 / DP1.4 / USB Type-C | HDMI×2 / DP1.4 |
| USB PD給電 | 最大65W | 非対応 |
| USBハブ | USB 3.2 Gen1×2 | なし |
| AMD FreeSync | Premium対応 | Premium対応 |
| スタンド調整 | 高さ80mm・チルト | 高さ80mm・チルト |
| 予想実売価格 | 70,000円前後 | 50,000円前後 |
※表の内容はLG公式製品ページと発売時の報道をもとに整理しています。
表を見ると、画面のスペックはほぼ同じで、違いは接続まわりに集中していることがわかります。
どちらを選ぶかは「何をつなぐか」「配線をどこまで快適にしたいか」で決まります。
LG 34U640B-BとLG 34U620B-Bの3つの違い
① 接続端子
| 項目 | LG 34U640B-B | LG 34U620B-B |
|---|---|---|
| 接続端子 | HDMI×2 / DP1.4 / USB Type-C | HDMI×2 / DP1.4 |
最初の違いは接続端子です。
LG 34U640B-BはHDMI×2、DisplayPort 1.4に加えて、USB Type-C端子を備えています。
LG公式では、USB Type-Cでディスプレイ接続、給電、データ転送に対応すると案内されています。
そのため、対応する機器ならケーブルをまとめやすく、配線をすっきりさせたいときにも使いやすいです。
LG 34U620B-BはHDMI×2とDisplayPort 1.4の構成なので、接続まわりをシンプルにしたい人にも選びやすいモデルです。
ノートPCをUSB Type-CでつなぎたいならLG 34U640B-B、デスクトップPCやゲーム機中心で使うならLG 34U620B-Bでも使いやすいですよ。
選び方のポイント: USB Type-C対応のノートPCがメインならLG 34U640B-Bが断然便利。デスクトップPCや据え置きゲーム機中心ならLG 34U620B-Bでも問題ありません。
② USB PD給電とUSBハブ
| 項目 | LG 34U640B-B | LG 34U620B-B |
|---|---|---|
| USB PD給電 | 最大65W | 非対応 |
| USBハブ | USB 3.2 Gen1×2 | なし |
2つ目の違いは、USB PD給電とUSBハブの有無です。
LG 34U640B-BはUSB Type-C経由でUSB PD最大65Wに対応しています。
さらに、USBダウンストリーム端子も備えているため、キーボードやマウスなどの周辺機器をまとめてつなぎやすい構成です。
ノートPC中心のデスク環境なら、モニターまわりの配線を整理しやすいのがうれしいポイントです。
LG 34U620B-BはUSB PD給電やUSBハブを省いたシンプルな仕様なので、すでに別のハブやドックを使っている人にも選びやすくなっています。
USB Type-Cの給電やUSBハブを活かしたいならLG 34U640B-B、必要な機能をしぼって選びたいならLG 34U620B-Bが合いやすいです。
選び方のポイント: ノートPCをメインに使い、配線をできるだけ減らしたい人にはLG 34U640B-Bが向いています。すでにハブやドックを持っている、またはデスクトップPC中心ならLG 34U620B-Bで十分です。
③ 価格帯
| 項目 | LG 34U640B-B | LG 34U620B-B |
|---|---|---|
| 発売時の予想実売価格 | 70,000円前後 | 50,000円前後 |
3つ目の違いは価格帯です。
LGの発売時案内では、LG 34U640B-Bは7万円前後、LG 34U620B-Bは5万円前後の想定とされています。
差額はおよそ2万円なので、この差をどう見るかが選び方のポイントになります。
USB Type-C接続やUSB PD給電、USBハブまでまとめて使いたいなら、LG 34U640B-Bは選びやすいモデルです。
画面の広さや解像度を重視しながら、できるだけ価格を抑えたいならLG 34U620B-Bも取り入れやすいですよ。
価格は販売時期やショップによって変わるため、購入前に最新の実売価格を確認しておくと安心です。
選び方のポイント: 接続環境の快適さに価値を感じるならLG 34U640B-B、画面スペック優先でコストを抑えたいならLG 34U620B-Bが向いています。
LG「34U640B-B」と「34U620B-B」の共通点は?
2機種は違いばかりが注目されがちですが、実は画面まわりのスペックはほぼ共通しています。ここでは共通するポイントを詳しく紹介します。
34インチの21:9曲面ウルトラワイド
どちらも34インチの21:9曲面ウルトラワイド画面を採用しており、曲率は1800Rです。
一般的な16:9モニターより横に広いため、複数のウィンドウを並べて使いやすいのが特長です。
LG公式でも、21:9のウルトラワイド画面と3440×1440の高解像度によって、情報量の多い表示と効率的な作業領域を案内しています。
画面の横幅を活かして、資料を見ながら作業したいときや、複数のアプリを並べたいときにも使いやすいです。
また、1800Rの曲面設計なので、広い画面でも端まで見渡しやすい仕様になっています。
作業用にも映像視聴用にも、ワイド画面の良さを取り入れやすいモデルですよ。
3440×1440の高解像度VAパネル
解像度は両モデルとも3440×1440(UWQHD)で、パネルタイプはVAです。
3440×1440は、フルHD(1920×1080)と比べて約2.6倍の情報量を表示できます。横方向に広いだけでなく縦の解像度もWQHD相当(1440p)あるため、文字が細かくても潰れにくく、画像や写真の細部もはっきり見えます。複数のウィンドウを並べても表示がぎゅうぎゅうにならず、余裕を持ってレイアウトできるのが大きな強みです。
VAパネルはIPS・TNと並ぶ代表的なパネル方式で、コントラスト比4,000:1という深い黒表現が持ち味です。IPSパネルの一般的なコントラスト比が1,000:1前後であることを考えると、特に暗いシーンの映り方に大きな差があります。明暗のはっきりした映像コンテンツや、夜間に部屋の照明を落として作業する環境では、VAパネルの黒の締まりがより際立ちます。
HDR10とsRGB 99%対応
どちらもHDR10とsRGB 99%に対応しており、LG公式ではWindowsの標準色域をほぼカバーすると案内されています。
HDR10対応により、対応コンテンツを再生した際に明部と暗部の両方をより豊かに表現できます。ただしモニターの輝度は300cd/㎡程度であるため、テレビクラスのHDR体験とは異なる点は押さえておくと良いでしょう。あくまで「HDR対応コンテンツをより自然に見られる」という用途での恩恵が主です。
sRGB 99%カバーは、写真の閲覧や簡単な画像編集・デザイン確認といった作業で色の雰囲気をつかみやすいことを意味します。プロ向けのAdobe RGBやDCI-P3を要求する本格的な色校正には向きませんが、日常的なクリエイティブ作業には十分な性能です。加えて、工場出荷時にキャリブレーション済みとされているため、開封直後から安定した色合いで使い始められる安心感もあります。
144Hz対応とAMD FreeSync Premium
両モデルとも最大144Hzのリフレッシュレートに対応しており(HDMI接続時は100Hz)、AMD FreeSync Premiumもサポートしています。
144Hzは、一般的な60Hzモニターと比べて1秒間に2倍以上の頻度で画面が更新されることを意味します。数値で見ると分かりにくいですが、実際にマウスカーソルを動かしたりウィンドウをドラッグしたりすると、動きの滑らかさの違いを体感できます。ゲームはもちろん、普段の作業でも画面の動きがなめらかに感じられるため、一度経験すると60Hzには戻りにくくなる人も多いです。
AMD FreeSync Premiumは、GPUとモニターの描画タイミングを同期させてティアリング(画面の横ズレ)やスタッタリング(コマ落ち)を抑える技術です。本格的なゲーミングモニターとは立ち位置が異なりますが、仕事後にそのままゲームや動画を楽しむ「兼用モニター」としては十分な仕様です。
PBPとPIP対応
LG 34U640B-BもLG 34U620B-Bも、PBP(Picture by Picture)とPIP(Picture in Picture)に対応しています。
PBPは画面を左右に分割して2つの異なる映像入力を並べて表示する機能です。たとえば仕事用PCと私用PCを1台のモニターに接続して、それぞれの画面を左右に並べて使うといった使い方ができます。34インチのウルトラワイドは横幅が十分あるため、分割しても各画面の表示が狭くなりすぎません。
PIPは画面の一角に小窓を表示して別の入力を見られる機能です。メインの作業画面はそのままに、サブの入力(ゲーム機の映像など)を小さく表示したいときに便利です。
こうした機能を使いこなせると、モニター1台でできることが大幅に広がります。
高さ調整とチルト対応スタンド
どちらも高さ調整80mmと前後チルト調整に対応したスタンドを備えています。
LG公式でも、姿勢や使用環境に合わせて画面の配置ができると案内されています。
デスクや椅子の高さに合わせて位置を調整しやすいので、見やすい角度に整えたいときにも便利です。
34インチのウルトラワイドは画面が大きめなので、スタンドで細かく調整できると使いやすさにつながります。
モニターアームをすぐに用意しなくても、まずはそのまま使い始めやすいのも助かるところです。
毎日使うモニターだからこそ、こうした調整機能があると取り入れやすいですよ。
LG「34U640B-B」がおすすめな方
- ノートPCをUSB Type-Cでつなぎたい
- 充電しながら作業したい
- USBハブ機能もモニターにまとめたい
- 配線をできるだけすっきりさせたい
- 在宅ワークで毎日快適に使いたい
LG 34U640B-Bは、画面の広さや画質だけでなく、接続環境の快適さまでまとめて解決したい人に向いているモニターです。
USB Type-C・65W給電・USBハブが揃っているため、ノートPC中心のデスク環境と特に相性が良い設計です。毎日ケーブルをつなぎ直す手間を大幅に減らせるうえ、デスクの上にハブや充電器を別途置く必要もなくなるため、机まわりをすっきり保ちたい人には特に向いています。
在宅ワークやクリエイティブ作業で長時間デスクに向かう人、あるいはノートPCを外に持ち出して帰宅後にモニターにさっとつなぐスタイルで使いたい人には、2万円の上乗せ分を十分に回収できる満足感が得られるはずです。
LG「34U620B-B」がおすすめな方
- 予算をできるだけ抑えたい
- デスクトップPCやゲーム機中心で使う
- HDMIやDisplayPort接続がメイン
- 34インチウルトラワイドを手軽に始めたい
- すでにUSBハブやドックを持っている
LG 34U620B-Bは、表示の基本性能を押さえながらコストを抑えたい人に向いているモニターです。
34インチUWQHD・曲面VAパネル・HDR10・sRGB 99%・144Hz・AMD FreeSync Premiumと、映像を楽しむうえで必要なスペックはしっかり揃っています。USB Type-CやUSBハブがない分シンプルな構成ですが、すでに別途ハブやドッキングステーションを持っていれば実用上の不便はほとんどありません。
デスクトップPCや据え置きゲーム機をHDMI・DisplayPortでつなぐ使い方なら、LG 34U620B-Bで不満を感じる場面は少ないでしょう。浮いた2万円を別の周辺機器やゲームソフトに充てられる点も、トータルで見たコストパフォーマンスの高さといえます。
まとめ:LG「34U640B-B」と「34U620B-B」どっちを選ぶ?
2機種の違いをあらためて整理すると、画面スペックはまったく同じで、差は接続端子まわりに集中しています。
| こんな人に | おすすめモデル |
|---|---|
| ノートPCをUSB-C1本で接続・充電・ハブをまとめたい | LG 34U640B-B |
| デスクトップPCやゲーム機中心で使う | LG 34U620B-B |
| 配線をできるだけすっきりさせたい在宅ワーカー | LG 34U640B-B |
| 予算を抑えて34インチウルトラワイドを始めたい | LG 34U620B-B |
| すでにハブやドックを持っている | LG 34U620B-B |
約2万円の差額が、USB Type-C接続の快適さ・65W給電・USBハブという機能セットに見合うかどうかが判断の軸です。
毎日ノートPCをさっとつないで作業したい人なら、LG 34U640B-Bを選ぶ価値は十分あります。
画面の広さと画質をできるだけ安く手に入れたい人なら、LG 34U620B-Bは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢です。自分の使い方に照らし合わせて、ぴったりの1台を見つけてみてください。
