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「えもいわれぬ」を使った短文例12選!意味・使い方・言い換えも簡単解説

「えもいわれぬ」を使った短文例12選!意味・使い方・言い換えも簡単解説

「えもいわれぬを使って短文を作りなさい」と言われても、どのような文章にすればよいのか迷ってしまいますよね。

普段の会話ではあまり耳にしないため、意味は何となく分かっても、後ろにどんな言葉を続けるのか分からない人も多いでしょう。

「えもいわれぬ」は、言葉ではうまく表せないほど美しいものや、強く心を動かされた気持ちを表す言葉です。

この記事では、そのまま参考にできる短文例をはじめ、意味や正しい使い方、「えもいえぬ」「えもいわれない」との違いを分かりやすく解説します。

学校の宿題や作文で使える一文を探している人は、場面に合う例文を選んで参考にしてください。

目次

「えもいわれぬ」を使った短文例12選

「えもいわれぬ」は、言葉ではうまく表せないほど強く心を動かされたときに使う表現です。

美しい景色や心地よい香り、忘れられない感動などを表す文章によく合います。

まずは、学校の宿題や作文にも使いやすい短文から見ていきましょう。

美しい景色や人を表す短文

景色や人の美しさを伝える場合は、「えもいわれぬ」の後ろに「美しさ」「景色」「輝き」「表情」などの言葉を置くと自然です。

短くまとめたい場合は、何が美しかったのかを一つに絞ると伝わりやすくなります。

  • 山頂から、えもいわれぬ景色が広がっていた。
  • 夕焼けが海をえもいわれぬ色に染めた。
  • その絵には、えもいわれぬ美しさがあった。
  • 彼女は、えもいわれぬ優しい表情を浮かべた。

「きれいだった」と書くだけでも意味は伝わりますが、「えもいわれぬ景色」とすると、言葉にできないほど感動した様子まで表せます。

単に見た目が整っているだけではなく、驚きや感動を伴う美しさを伝えたいときに向いています。

実際の文学作品でも、陶器の立体的な美しさや、人物の表情、自然の色合いなどを説明する言葉として使われています。

ただし、「えもいわれぬ美しい景色」のように書くと、美しさを表す言葉が重なって少しくどく感じられる場合があります。

「えもいわれぬ景色」または「えもいわれぬ美しさ」とすれば、短くすっきりした文章になります。

香り・味・音を表す短文

目に見えない香りや味、音を説明するのは簡単ではありません。

そのため、言葉にしにくい感覚を表す「えもいわれぬ」と相性がよい分野です。

  • 庭の梅から、えもいわれぬ香りが漂ってきた。
  • 料理を口に入れると、えもいわれぬうまみが広がった。
  • 古い楽器から、えもいわれぬ音色が響いた。
  • 森の奥から、えもいわれぬ美しい歌声が聞こえた。

香りを表す場合は、「漂う」「広がる」「包まれる」などの動詞を組み合わせると、情景が浮かびやすくなります。

味の場合は、「うまみ」「味わい」「おいしさ」などを後ろに置くと自然です。

音を表すときは、「音色」「響き」「歌声」などを使うと、ただ音が聞こえたという説明よりも印象的になります。

文学作品には、ほかの香りと比べられないほどよい香りを「えも言われぬ香り」と表した実例があります。

この使い方では、香りの成分や種類を細かく説明するのではなく、香りを受けた人の感動を伝えています。

「甘い香り」「さわやかな香り」のように具体的に説明できる場合は、無理に使う必要はありません。

どの言葉でも十分に表せない特別な感覚があるときに使うと、この表現のよさが生きます。

喜び・不安などの感情を表す短文

「えもいわれぬ」は、美しい物やよい香りだけでなく、心の中に生まれた複雑な感情にも使えます。

  • 合格を知り、えもいわれぬ喜びに包まれた。
  • 故郷の駅に立つと、えもいわれぬ懐かしさを覚えた。
  • 誰もいない部屋で、えもいわれぬ寂しさを感じた。
  • 暗い廊下に入ると、えもいわれぬ不安がこみ上げた。

喜びや懐かしさのような感情に使うと、単純な一言では説明できないほど強い気持ちを表せます。

一方で、不安や寂しさなどに使うと、理由をはっきり説明できない複雑な気持ちを表せます。

この表現のもとになった「得も言わず」には、何とも言えないほど程度が強いという用法があり、肯定的な内容だけでなく、消極的または否定的な内容に使われた実例も記録されています。

そのため、「えもいわれぬ不安」や「えもいわれぬ寂しさ」が必ず誤りになるわけではありません。

ただし、現在は美しさや喜びなど、好ましいものを表す使い方がよく知られています。

学校の短文問題で迷ったときは、「香り」「景色」「美しさ」「喜び」などと組み合わせると、意味が伝わりやすくなります。

「えもいわれぬ」の意味と正しい使い方

短文を作るには、言葉の意味だけでなく、文章のどこに置くのかを知っておくことが大切です。

「えもいわれぬ」は少し古風な響きを持つため、使う場面によっては上品で印象的な文章になります。

一方で、日常的な話題に何度も使うと、大げさに聞こえることもあります。

「えもいわれぬ」の意味を簡単に説明

「えもいわれぬ」の意味は、簡単にいうと「言葉では表せない」です。

特に、言葉にできないほどすばらしいものや、強く心を動かすものを表すときによく使われます。

たとえば、「えもいわれぬ美しさ」は「どのように説明すればよいか分からないほどの美しさ」という意味です。

「えもいわれぬ香り」は「言葉では十分に表せないほどの香り」という意味になります。

ここで使われる「えも」は、現代の日常会話で単独使用される「え」や「も」とは異なります。

漢字では「得も言われぬ」と書かれることがあります。

この「得」は、何かを手に入れるという意味ではなく、後ろの動作ができることを表す古い言い方に関係しています。

また、「言われぬ」の「れ」は受け身ではなく、可能の意味を表します。

全体では、「どうしても言うことができない」という意味になります。

「ぬ」は「ない」を表す文語的な言い方で、現在も慣用的な表現の中で使われています。

そのため、「えもいわれぬ」は古い言葉の形を残した決まった言い回しと考えると分かりやすいでしょう。

良い意味と悪い意味のどちらで使う?

「えもいわれぬ」は、主に美しさや心地よさ、喜びなどを強くほめる場面で使われます。

「えもいわれぬ美しさ」「えもいわれぬ香り」「えもいわれぬ喜び」などが代表的な組み合わせです。

実際の文章でも、美しい立体、よい香り、安らかな状態などを説明する言葉として使われています。

しかし、言葉そのものの中心的な意味は「言葉で言い表せない」です。

そのため、必ずしも明るく好ましい感情だけに限定されるわけではありません。

何とも説明できない不安や寂しさ、気味の悪さなどにも使えます。

ただし、後ろに置く言葉によって文章全体の印象が大きく変わります。

「えもいわれぬ気持ち」とだけ書くと、それがうれしいのか悲しいのか分かりません。

意味をはっきりさせたい場合は、「えもいわれぬ喜び」「えもいわれぬ不安」のように、感情の種類まで書きましょう。

また、否定的な内容に使うと、少し文学的で重い表現になることがあります。

友達との普段の会話なら、「何となく不安だった」「言葉にできないほど怖かった」と言い換えたほうが自然な場合もあります。

作文や物語では、あえて少し古風な雰囲気を出したいときに効果的です。

「えもいわれぬ」の基本的な文章の作り方

基本となる形は、「えもいわれぬ」に名詞を続ける形です。

「えもいわれぬ香り」「えもいわれぬ景色」「えもいわれぬ喜び」のように使います。

文章を作るときは、最初に「言葉では表せないほど強く感じたもの」を一つ決めましょう。

次に、そのものを表す名詞を選びます。

最後に、どこで何を感じたのかが分かるように主語や場所を加えます。

たとえば、花の香りに感動した場合は、「庭に咲いた花から、えもいわれぬ香りが漂ってきた」と書けます。

夕焼けを見た場合は、「海辺には、えもいわれぬ美しい夕焼けが広がっていた」と表せます。

ただし、「えもいわれぬほど美しい景色」のような形は、少し不自然に感じられることがあります。

「えもいわれぬ」は、それだけで「言葉では表せないほど」という意味を持つからです。

「えもいわれぬ景色」または「言葉では表せないほど美しい景色」とすると、文章がすっきりします。

また、平凡な出来事に使うと、表現が大げさになりすぎる場合があります。

「今日の給食には、えもいわれぬおいしさがあった」と書くこともできますが、特別な体験が伝わらなければ不自然です。

何がどのように特別だったのかを前後に加えると、説得力のある文章になります。

作文や日常生活で使える例文

短文問題では一文だけで意味が通じることが大切です。

作文や感想文では、前後の様子を加えることで、より印象に残る表現になります。

同じ言葉でも、使う文章の長さや目的に合わせて形を変えてみましょう。

学校の宿題や国語の問題で使える例文

学校で「えもいわれぬを使って短文を作りなさい」と出題された場合は、意味が一度で分かる文章を作りましょう。

最も作りやすいのは、美しい景色やよい香りを題材にする方法です。

  • その花から、えもいわれぬ香りが漂っていた。
  • 山の上から、えもいわれぬ景色が見えた。
  • 彼女の歌声には、えもいわれぬ美しさがあった。
  • 優勝が決まり、えもいわれぬ喜びを感じた。

このような文章なら、何が言葉にできないほどすばらしいのかが明確です。

短文問題では、難しい言葉をたくさん使う必要はありません。

「えもいわれぬ」の意味を正しく理解していることが伝われば十分です。

避けたいのは、「私はえもいわれぬと思った」のように、何を感じたのか分からない文章です。

「えもいわれぬ」は、基本的に後ろの名詞を説明する形で使います。

そのため、「香り」「美しさ」「景色」「気持ち」などを続けると文を作りやすくなります。

また、「その花はえもいわれぬ」のように、文を途中で終わらせないようにしましょう。

「その花には、えもいわれぬ美しさがあった」とすれば、意味の通る一文になります。

作文や読書感想文で使える例文

作文では、短文問題よりも詳しい情景を加えられます。

「えもいわれぬ」と書く前に、何を見たのか、どのような状況だったのかを説明すると、感動の大きさが伝わります。

山道を登り終えると、目の前に青い湖が現れた。

朝日を受けた水面には、えもいわれぬ美しさがあった。

この例では、湖を見た状況を書いてから「えもいわれぬ美しさ」を使っています。

読者は、山を登り終えたときの驚きや感動まで想像できます。

読書感想文では、登場人物の心情や物語の印象を表すこともできます。

主人公が家族と再会する場面を読み、えもいわれぬ喜びを感じた。

最後の一文には、えもいわれぬ寂しさと温かさが残っていた。

二つ以上の感情を組み合わせると、単純には説明できない複雑な気持ちを表せます。

ただし、便利だからといって何度も使うと、文章の印象が弱くなります。

作文全体で一度だけ、本当に強調したい場面に使うと効果的です。

そのほかの部分では、「胸が熱くなった」「しばらく言葉が出なかった」など、別の表現を使うと文章に変化が生まれます。

会話やSNSで自然に使える例文

「えもいわれぬ」は、日常会話では少し上品で文学的に聞こえる言葉です。

普段の会話で使ってはいけないわけではありませんが、話す相手や場面によっては大げさに聞こえることがあります。

自然に使うには、印象に残った景色や料理、音楽などの感想に取り入れるとよいでしょう。

  • 夕暮れの海が、えもいわれぬ美しさだった。
  • 店に入った瞬間、えもいわれぬ香りに包まれた。
  • 最後の曲には、えもいわれぬ魅力があった。
  • 写真を見ていると、えもいわれぬ懐かしさを感じる。

SNSでは、写真だけでは伝えきれない感動を補う言葉として使えます。

ただし、「最高」「すごい」「えもいわれぬ」を一文の中に詰め込みすぎると、何を伝えたいのか分かりにくくなります。

「山頂から見た夕焼けには、えもいわれぬ美しさがあった」のように、印象の中心を一つに絞りましょう。

会話では、「昨日見た夕焼けが、えもいわれぬ美しさだったよ」のように使えます。

少し堅いと感じる場合は、「言葉にできないほどきれいだった」と言い換えると自然です。

文章を上品に見せたいときは「えもいわれぬ」、親しみやすく伝えたいときは「言葉にできないほど」と使い分けるとよいでしょう。

間違いやすい表現と言い換え

「えもいわれぬ」は形が決まっているため、現代の言い方に直そうとすると迷いやすい表現です。

「えもいえぬ」や「えもいわれない」を目にすることもありますが、学校の問題や正式な文章では、定着している形を使うのが安全です。

言い換え表現も覚えておくと、同じ言葉の繰り返しを防げます。

「えもいえぬ」と「えもいわれぬ」の違い

「えもいえぬ」と「えもいわれぬ」は、どちらも言葉では表せないという意味で使われます。

「言えぬ」も「言われぬ」も、現代語に直すと「言えない」に近い意味です。

辞書には「えも言えず」の実例が記録されているため、「えもいえぬ」を完全な誤りとは言い切れません。

ただし、現在の慣用的な形として広く定着しているのは「えもいわれぬ」です。

新聞記事の用例調査でも、「えも言われぬ」が「えも言えぬ」より大幅に多く使われていました。

学校のテストや宿題で使う場合は、「えもいわれぬ」を選ぶのがよいでしょう。

「えもいえぬ美しさ」でも意味は通じますが、読む人によっては言い間違いだと受け取られる可能性があります。

慣用句は、一部の言葉だけを現代風に直すと不自然になることがあります。

たとえば、「言わずもがな」を「言わないもがな」とは普通言わないのと同じです。

意味だけではなく、長く使われてきたまとまりの形で覚えることが大切です。

迷ったときは、「えもいわれぬ美しさ」「えもいわれぬ香り」という形をそのまま使いましょう。

「えもいわれない」という使い方は正しい?

「えもいわれない」は、「えもいわれぬ」の「ぬ」を現代語の「ない」に置き換えた形です。

意味は理解できますが、決まった言い回しとしては「えもいわれぬ」が安定しています。

そのため、「えもいわれない景色」よりも「えもいわれぬ景色」と書くほうが自然です。

「ぬ」は現在の日常会話ではあまり使われませんが、慣用句や文語的な表現には残っています。

「知らぬ間に」「思わぬ出来事」「予期せぬ結果」などと同じように、言葉のまとまりとして使われています。

学校の問題文に「えもいわれないを使って短文を作りなさい」と書かれていた場合でも、先生が慣用的な表現を指している可能性があります。

提出する文章では、「えもいわれぬ香りが漂ってきた」のように書けば、定着した形を使えます。

ただし、会話の中で誰かが「えもいわれない」と話したからといって、意味がまったく通じないわけではありません。

言葉は話し手や時代によって形が変化することがあります。

それでも、テストや作文では一般的な形を使ったほうが誤解を避けられます。

正しい形を一つ覚えるなら、「えもいわれぬ」と覚えておきましょう。

「なんとも言えない」などの言い換え表現

「えもいわれぬ」は、文章の雰囲気や伝えたい強さに応じて言い換えられます。

最も使いやすいのは、「なんとも言えない」です。

「えもいわれぬ香り」は「なんとも言えないよい香り」、「えもいわれぬ寂しさ」は「なんとも言えない寂しさ」と言い換えられます。

より分かりやすくするなら、「言葉では表せない」や「言葉にできない」が適しています。

「えもいわれぬ美しさ」は、「言葉では表せないほどの美しさ」と表せます。

少し文学的な雰囲気を残したい場合は、「言い知れぬ」も使えます。

「言い知れぬ不安」は、理由をうまく説明できない不安を表す自然な言い方です。

非常に強い感動や苦しさを表す文章では、「筆舌に尽くしがたい」という言葉もあります。

これは、口で話しても文章に書いても表現しきれないという意味を持ちます。

ただし、「筆舌に尽くしがたい」は硬く重い表現なので、短い日常会話にはあまり向きません。

普段の会話なら「言葉にできない」、作文なら「えもいわれぬ」、改まった文章なら「筆舌に尽くしがたい」というように使い分けると自然です。

「えもいわれぬ」の意味と使い方まとめ

「えもいわれぬ」は、「言葉ではうまく表せない」という意味を持つ表現です。

特に、美しい景色、心地よい香り、印象的な音色、強い喜びなどを表す文章によく使われます。

短文を作るときは、「えもいわれぬ」の後ろに「美しさ」「香り」「景色」「喜び」などの名詞を置きましょう。

「庭の花から、えもいわれぬ香りが漂ってきた」のように書けば、短くても意味がはっきり伝わります。

不安や寂しさなど、否定的な感情に使うこともできます。

ただし、学校の問題で迷った場合は、美しさや香りなどの好ましい内容を選ぶと分かりやすくなります。

「えもいえぬ」や「えもいわれない」でも意味は推測できますが、慣用的な形として定着しているのは「えもいわれぬ」です。

テストや作文では、基本の形をそのまま使いましょう。

難しく考えず、「普通の言葉だけでは説明できないほど強く感じたもの」に使う表現だと覚えておけば、自然な文章を作れます。

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